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週末前の金とドルは、米PPIと米消費者信頼感指数に注目

週末前の金とドルは、米PPIと米消費者信頼感指数に注目

このページの内容

金、金/ドル、ドル、米PPI、上昇ウェッジ、テクニカル分析 – トーキングポイント

  • 金相場は、ドルと米国債利回りの方向性が揃わず、足踏み状態
  • 日本時間9日夜に発表される米PPIと米消費者信頼感指数に注目
  • 金/ドルは上昇ウェッジを注視、米ドル指数は200日SMAを意識
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推薦者: Daniel Dubrovsky
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8日のニューヨーク金先物相場は小動き。理由は、ドルが下落した一方で米国債利回りは上昇し、2つの相場が相反する動きとなったことが考えられる。金相場はしばしば、同じ方向に振れるドルと米国債利回りの動きに敏感に反応する。つまり、ドルと米国債利回りがそれぞれ別の方向に動くと、金/ドルの動きは鈍る可能性がある。

米国株は上昇し、ダウ平均先物とS&P 500先物はそれぞれ約0.53%、0.74%上昇した。米国株高により安全資産への需要が低下し、資金の安全な逃避先と見られているドルの投資家は守りに入った。米ドル指数は週間安値で取引を終えた。米国債に対する需要も薄れたようで、利回りの上昇に伴い債券価格は下落した。

ドルと米国債利回りの双方が異なる方向に動くと、金相場への実質的な影響が中和されることがある。このため、金/ドル市場では、9日夜(日本時間)に発表される11月の米生産者物価指数(PPI)と12月の米ミシガン大学消費者信頼感指数への反応がより注目されている。この2つの経済指標は、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合前に米連邦準備制度理事会(FRB)が確認する最後の重要なデータの一部である。これらが強い内容となれば、タカ派的な政策期待が高まり、金相場はリスクにさらされることになるだろう。

金相場のテクニカル分析

日足チャートで金相場は、弱気なチャートパターンと考えられている上昇ウェッジの下方ライン近辺で取引されている。下方にブレイクすると、今年初めに始まった下降トレンドが再開する可能性がある。その場合、50日単純移動平均線(SMA)がサポートとなり、短期的な上方バイアスが復活するもあり得る。当面のレジスタンスは1,810になりそうだ。

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金/ドル 日足チャート

資料:TradingView

ドル相場のテクニカル分析

米ドル指数に関しては、105.34-104.64の変曲点付近でのもみ合いが続いている。指数は、重要な200日SMAの下抜けも確認しようとしている。この下方ブレイクが確認されれば、6月からサポートゾーンとなっている103.41-103.93が意識され、ドル相場は大きな方向転換となるかもしれない。一方、上昇に転じた場合は、短期的な下方バイアス復活の可能性がある50日SMAを注視されたい。

米ドル指数 日足チャート

DXY Daily Chart

資料:TradingView

--- DailyFX.com シニアストラテジスト ダニエル・ドゥブロスキー著

ドゥブロスキー氏に連絡するには、Twitter で @ddubrovskyFX までお願いいたします。

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