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金相場は弱含み、オープニングレンジを下回って推移

金相場は弱含み、オープニングレンジを下回って推移

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金相場 - トーキングポイント

金先物相場は、9月米消費者物価指数(CPI)の発表を受け下落した分を取り戻すように、月間安値(1,643ドル)から反発したものの、勢いは続かず、10月のオープニングレンジを下回る水準で推移している。年初来安値(1,615ドル)からの反発トレンドを維持するのに苦労する可能性がある。

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金相場は弱含み、オープニングレンジを下回って推移

金先物相場は、下降している50日単純移動平均線(SMA、1,711ドル)に追随する動きとなっており、8月の値動きと酷似しているように見える。米国債利回りは年初来高値を更新しており、金相場は今後数日間、弱含みの展開が続く可能性がある。

米期待インフレ率の上昇は、引き続き金相場の足を引っ張ると思われる。9月の米消費者物価指数(CPI)の発表で、米消費者物価の高止まりが確認され、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制に向けた従来のアプローチを維持する可能性は高まっている。米連邦公開市場委員会(FOMC)が非常に積極的な金融引き締め政策を実施するのでは、との見方もあり、次回11月2日のFOMC会合に向けて、金相場がさらなる逆風に直面する可能性も否めない。

資料:CME

CMEのフェドウォッチツールによると、米国で物価上昇が続く中、市場は75ベーシスポイントの追加利上げ確率を90%以上織り込んでいる。今後の見通しとしては、FRBがインフレ抑制に苦労していることから、FOMCは年内いっぱい、タカ派的な金融政策見通しを表明する可能性がある。

金相場は、移動平均線をなかなか上回れないため、下降している50日SMA(1,711ドル)に追随するかもしれず、10月のオープニングレンジを下回る水準にとどまれば、年初来安値(1,615ドル)からの反発で得た上昇分を失う可能性がある。

金相場 日足チャート

資料:Trading View

  • 金相場は、50日SMA(1,713ドル)をなかなか上回れず、月間安値(1,643ドル)を更新した。移動平均線のマイナス傾斜に追随する8月のような値動きとなる可能性がある
  • 1,601ドル(エクスパンション38.2%)から1,618ドル(リトレースメント50%)付近のフィボナッチが重なるエリアを視野に入れるためには、1,648ドル(エクスパンション50%)付近を終値で下回る必要がある。1,584ドル(リトレースメント78.6%)を割り込めば、2020年4月の安値(1,568ドル)が意識されるだろう
  • しかし、1,648ドル(エクスパンション50%)付近を終値で下回る勢いがない場合、金相場はレンジ内での小動きとなるかもしれない。1,690ドル(リトレースメント61.8%)-1,695ドル(エクスパンション61.8%)のエリアを上抜けると、移動平均線を再び試す可能性が高まる

--- DailyFX.com 為替ストラテジスト デイビッド・ソン著

ソン氏に連絡するには、Twitter で@DavidJSongまでお願いいたします。

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