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米ISMサービス業景況感指数受け、金価格は下落。金/ドルの弱気なテクニカルシグナルに注目

米ISMサービス業景況感指数受け、金価格は下落。金/ドルの弱気なテクニカルシグナルに注目

このページの内容

金、金/ドル、ドル、米ISMサービス業景況感指数、宵の明星、テクニカル分析 - トーキングポイント

  • ドル高と米国株安を受け、5日のニューヨーク金相場は下落
  • 米ISMサービス業景況感指数を受け、FRBがタカ派姿勢を強めるとの観測高まる
  • 金/ドルに弱気への反転を示す宵の明星のローソク足パターンが示現
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推薦者: Daniel Dubrovsky
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5日のニューヨーク金先物相場は前週末比1.6%超下落し、週明けの取引は弱含みな展開で始まった。金相場下落の要因は、米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢が強まるとの観測が高まり、ドルと米国債利回りが上昇したことである。当然ながら、米国株は広範囲にわたって軟調な値動きとなった。

5日の金融市場がこのような動きとなった主因は、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した11月のサービス業(非製造業)景況感指数が56.5と、予想(53.3)を上回る強い内容となったことだ。10月の54.4から56.5に上昇し、上昇幅は2021年3月以来最大となった。サービス業の健全性と力強さが確認され、サービス消費の底堅さが示されたように思われる。個人のサービス消費は米国の国内総生産(GDP)で最も大きな割合を占めている。

FRBは来週の金融政策決定までブラックアウト期間(FRBの関係者が金融政策に関して踏み込んだ発言をしてはならない期間)となるため、市場は引き続き、経済指標に非常に敏感に反応しており、それが相場動向を左右する重要な原動力となるだろう。先週は、11月の米非農業部門雇用者数(NFP)が前月比26万3,000人増と、予想(同20万人増)を上回った。

6日(日本時間)は、特に目立った経済指標の発表はなさそうだ。そのため、金/ドル市場では、一般的なリスク選好度が焦点となる。市場がNFPとISMサービス業景況感指数から引き起こされ得る影響に注目し続けるようであれば、金相場は弱含みな展開となる可能性がある。

金先物相場のテクニカル分析

金先物相場の日足チャートを見ると、弱気への反転を示すと言われる宵の明星(イブニングスター)のローソク足パターンが示現している。相場がこのまま下げ続ければ、11月初旬から続く上昇トレンドが反転する可能性がある。20日単純移動平均線は当面のサポートとなるため、注視しておきたい。下げ幅が拡大すれば、11月23日に付けた安値1,725が意識されそうだ。一方、1,810を上回る水準で終値を付ければ、上昇トレンドが再開するかもしれず、その場合はフィボナッチ・エクステンション61.8%の水準1,830.65が意識されるだろう。

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金/ドル 日足チャート

資料:TradingView

--- DailyFX.com シニアストラテジスト ダニエル・ドゥブロスキー著

ドゥブロスキー氏に連絡するには、Twitter で @ddubrovskyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。