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ドル低迷の中、金価格は高値圏で推移。金/ドルの行方は?

ドル低迷の中、金価格は高値圏で推移。金/ドルの行方は?

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このページの内容

金、金/ドル、ドル、FOMC、豪ドル/米ドル、豪中銀、NZドル/米ドル NZ中銀、原油 - トーキングポイント

  • 金価格は、利回りが低下する中、きょう25日の高値付近で堅調に推移している
  • オーストラリアとニュージーランドのCPIは共に物価上昇圧力の強まりを示したが、豪ドル/NZドルが上昇した
  • 市場は来週のFOMC会合に注目。金/ドルにとってどのような意味を持つのか?
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市場で米国経済の健全性に対する懸念がくすぶる中、金先物相場は24日に1,942ドルを上回る水準で推移し、きょうもこの水準のすぐ下で取引されている。

24日に発表された米国の1月購買担当者景気指数(PMI)が7カ月連続で50を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が以前考えられていたほど積極的に利上げを実施しないという見方が強まったようだ。米国債利回りはイールドカーブ全体で低下し、長期債利回りの下げが最もきつかった。

金利商品から得られるリターンが低いため、利回りの低い貴金属に有利に働いたようだ。

米連邦公開市場委員会(FOMC)会合は来週水曜に開催される。金利市場では25ベーシスポイント(bp)の引き上げが織り込まれている。FRB高官の発言は、先物金利の先行きを見極めるヒントを得るために吟味され、ドルと金の両相場に影響を与える可能性がある。

米マイクロソフトは予想を上回る純利益を発表したが、今後のクラウド基盤「Azure(アジュール)」事業についてはAzureの利用量の伸びが鈍化しているなど、収益見通しに慎重な姿勢を示したため、これが市場心理を悪化させたようだ。米株式先物市場はこの後、現物株が軟調な寄り付きとなることを示唆している。

中国本土と香港がまだ休場なため、きょう取引のあったAPAC(アジア太平洋地域)の株式相場は小動きにとどまった。ただ、韓国の株価指数は例外で、春節(旧正月)休暇明けの取引再開初日に韓国総合株価指数(KOSPI)とコスダック(KOSDAQ)が1%超上昇した。

オーストラリアできょう発表された消費者物価指数(CPI)は非常に強い内容となった。2022年10-12月期のCPI総合指数は前年同期比7.8%上昇となり、予想(同7.6%上昇)、前期(同7.3%上昇)を共に上回った。

先物市場を見ると、オーストラリア準備銀行(中央銀行)の2月会合で25bpの引き上げが実施される確率は50%程度から76%に上昇した。これを好感した豪ドル/米ドルは、5カ月ぶりの高値まで上昇した。

ニュージーランドドルも、四半期CPIの伸び率が7.2%と、予想(7.1%)を上回ったことを受け、上昇したが下げに転じ、その後は終始軟調に推移した。

原油先物相場は、米石油協会(API)が25日に発表した週間統計で20日までの週の国内原油在庫が予想を大きく上回ったことを受け下落したが、その後は安定的に推移している。記事執筆時点でウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油先物は80.50ドル近辺、ブレント原油先物は86.50ドル付近で推移している。

きょうは、Ifo経済研究所によるドイツ企業期待指数、米国の住宅ローン統計が発表されるほか、カナダ中銀が金融政策を決定する。

経済指標全体のカレンダーはこちらでご覧いただけます。

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金相場のテクニカル分析

日足チャートで見ると、金先物相場は現在、短・中・長期の単純移動平均線(SMA)をすべて上回る水準で推移している。

ただ、10日、21日、55日、100日SMAの傾きは右肩上がりだが、200日SMAはまだ上向きではない。これは、短中期のモメンタムは強気に見えるが、長期のモメンタムはまだ完全に強気とは言えないことを示唆している。

レジスタンスとして機能するのは、最近の高値である1,942、あるいは2022年4月の高値1,998かもしれない。

下降局面では、安値1,897、またはブレイクポイントの1,865と1,825がサポートとなる可能性がある。

資料:TradingView

--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著

マッカーシー氏に連絡するには、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。

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