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米CPI受けたドル軟化でユーロ続伸。ユーロ/ドルは上昇するか?

米CPI受けたドル軟化でユーロ続伸。ユーロ/ドルは上昇するか?

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FRBが利上げペースを鈍化するとの見方が強まってドルが下落したことを背景に、ユーロはきょう13日も続伸した。ユーロ/ドルの上昇トレンドは続くか?

ユーロ、ユーロ/ドル、ドル、米CPI、FRB、豪ドル、ノルウェークローネ、原油 - トーキングポイント

  • 予想と一致した米CPIを受けドルが下落し、ユーロはサポートが強化された
  • FRBは2月に50bpではなく、25bpの利上げを実施する模様
  • 中国経済の再開が本格化すれば、ユーロ/ドルはさらに上昇するか?
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ユーロ/ドルは、米国の消費者物価指数(CPI)が概ね事前予想を下回ったことを受け、昨年4月以来の高水準まで上昇した。昨年12月の米CPI総合指数は前年同月比6.5%上昇と、予想、昨年11月の数値をともに下回ったものの、米連邦準備制度理事会(FRB)の物価目標である2%は依然として大幅に上回っている。

このインフレ指標を受けてドルは全面安となり、ユーロ/ドルはアジア市場で再び新たな高値水準に達した。

12月の米CPIを受け市場では、FRBはこれまで考えられてきたよりも利上げペースを緩めるとの見方が広がった。ブルームバーグのエコノミスト調査では、FRBは2月1日に政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げると予想されている。先物・スワップ市場では、50bpの引き上げの可能性をヘッジするのではなく、25bpを織り込む動きが見られる。

しかし、セントルイス地区連銀のジェームズ・ブラード総裁は12日夜、政策金利は速やかに5%を超えるべきだと述べ、自身のタカ派的な見解を繰り返した。

幅広い通貨に対するドル安の動きは、日銀が大規模な金融緩和政策の有効性を見直すことを示唆したため、特に対円で顕著に表れた。市場では、日銀の金融引き締めがさらに強まるとの見方を織り込む動きが見られる。

リスク選好度が高まり、コモディティ関連や景気動向に敏感な通貨が支持され、オーストラリアドルとノルウェークローネが最も大きく上昇した。

中国の昨年12月貿易収支が781億ドルの黒字と、予想を上回ったことも、明るい材料としてこれらの通貨を下支えした。APAC(アジア太平洋地域)市場の株式は、金融政策の先行きに対する懸念から上値が重い日本市場を除き、全面高となった。

原油先物相場は、ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油先物が78ドルを上回り、ブレント原油先物は84ドルを少し下回る水準で取引されるなど、堅調に推移している。同様に、金先物相場も1,900ドルをわずかに下回る水準に位置し、12日の高値に近い水準で取引されている。

きょう13日は、英国の鉱工業生産に続き、米ミシガン大学の消費者信頼感指数に注目が集まっている。

経済指標カレンダー全体はこちらでご覧いただけます。

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ユーロ/ドルのテクニカル分析

ユーロ/ドルは13日、21日単純移動平均線(SMA)をベースにしたボリンジャーバンドの上限バンドを上抜け、1.0868の高値を付けた。

これは、新たなトレンドの始まりを示唆しているのかもしれない。バンド内に戻ってきた場合は、上昇の一服や反転の可能性を示唆している可能性がある。

レジスタンスは、2022年4月の高値、1.0936と1.0945のブレイクポイントとなりそうだ。下降局面では、1.0787と1.0777のブレイクポイント、または1.0483と1.0443の過去の安値がサポートとなる可能性がある。

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資料:TradingView

--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著

マッカーシー氏に連絡するには、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。