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ドル/円プロの今後の見通し!RSIが70を下回るとさらに下落か

ドル/円プロの今後の見通し!RSIが70を下回るとさらに下落か

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このページの内容

日本円(米ドル/円)の見通しに関する要点

米ドル/円は最近の米国債利回りの弱含みを受けて、週の安値(127.02)まで下落しました。もし、相対力指数(RSI)が売りシグナルである70を下回った場合、為替レートはさらに下落する可能性があります。

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日本円の見通し: 米ドル/円はRSIの売りシグナルに影響を受けやすい

米ドル/円は、投資家の信頼感が変化していることから、外国為替市場全体で見られた米ドル高に逆行しています。また、米国株式市場が年初来安値を試す勢いであることから、リスク評価がさらに悪化すると、為替レートが下落圧力にさらされる恐れがあります。

その結果、米ドル/円はRSIが強気のモメンタムの弱体化を示しているため、月末まで一連の高値と安値を切り下げる可能性があります。そして、日本銀行(BoJ)の金利決定は、日本銀行がイールドカーブ・コントロール(YCC)をともなう量的・質的金融緩和(QQE)政策からの移行に消極的であるため、為替レートにはほぼ影響を与えないかもしれません。

さらに、米個人消費支出(PCE)価格指数に底堅いインフレの兆候が見られるため、米連邦準備制度理事会(FRB)が今後数ヶ月間に一連の利上げを実施する可能性は高くなっています。また、ジェローム・パウエル議長は「米国債、エージェンシー債(政府系機関により発行される債券)、エージェンシー・モーゲージ証券(政府または政府関連機関が元利金支払を保証している証券)の保有額削減を開始する」との見通しを示しており、金融政策の方向性が分かれていることから、米ドル/円は上昇する可能性もあります。

一方で、連邦公開市場委員会(FOMC)ではより速いペースで金融政策を正常化する意欲を示しており、年初来高値(129.41)からの下落は、より大きなトレンド修正となるかもしれません。また、1月末からトレーダーが米ドル/円のネットショートをおこなっていることから、小売業のセンチメント悪化は続くと見られます。

IG クライアントセンチメントのレポートによると、現在、米ドル/円のネットロングをおこなっているトレーダーは24.82%のみであり、トレーダーのショート・ロング比率は3.03対1です。

ネットロングのトレーダー数は昨日より3.85%少なく、先週より5.58%少なくなりました。ネットショートのトレーダーは昨日より2.25%多く、先週より0.87%少なくなりました。ネットロングポジションの減少は米ドル/円が週の安値(127.02)まで下落したことが原因ですが、ネットショートの減少は、トレーダーの30.09%がネットロングであったため、大衆の行動を変える効果はほぼ見られませんでした。

ただし、FOMCと日本銀行の方向性が異なるため、マーケット参加者は米国の金利上昇に備えて、米ドル/円の上昇を維持させる可能性があります。しかし、RSIが70を下回る動きがあると、前月に見られた大幅な下落をともなう可能性が高いでしょう。

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米ドル/円 日足チャート

Image of USD/JPY rate daily chart

出所: Trading View

  • 米ドル/円は2002年5月の高値(129.09)を更新し、今月始めに年初来高値(129.41)まで上昇しましたが、フィボナッチ129.40 (261.8%エクスパンション)と130.20 (100%エクスパンション)が重なっているゾーンを上抜けする勢いがないため、7週間にわたる上昇が崩れつつあるように見えます
  • 相対力指数(RSI)が売りシグナルの70を下回った場合、米ドル/円の下落がより大きくなる可能性があります。126.20 (78.6%エクスパンション)付近を下回ると、2015年の高値 (125.86)が再び視野に入ります
  • 次に注目すべき部分は122.40 (78.6%リトレースメント) から123.10 (61.8%エクスパンション) 付近であり、続いて120.90 (50%エクスパンション)から121.00 (161.8%エクスパンション)付近です
  • 2002年4月の高値(133.82)を再び視野に入れるためには、 129.40 (261.8%エクスパンション)から130.20 (100%エクスパンション)付近の重なり部分を上抜けする必要があり、次の注目すべき部分は135.20 (100%エクスパンション)付近となります
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--- 為替ストラテジスト デビッド・ソング著

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