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米ドルの値動き、米PCEに注目:対 ユーロ・円・豪ドルでの見通し

米ドルの値動き、米PCEに注目:対 ユーロ・円・豪ドルでの見通し

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このページの内容

※2023年4月25日15時24分更新

米ドル見通し:対ユーロ・円・豪ドル

  • 米ドルは、米GDPPCEの発表を控え、買い手控えムードが広がっている
  • 通貨ペアによってトレンドは異なるが、米ドルの広範なトレンドは引き続き、下向き
  • ユーロ/米ドル、米ドル/円、豪ドル/米ドルの見通しとは?
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推薦者: Manish Jaradi
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米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策が今年後半に利下げに転じるとの観測が高まる中、今週は米GDPやインフレ指標などの重要な経済指標の発表を控え、米ドルは全般的に弱含みの展開が続いている。

利上げの影響がより広い範囲で経済に波及していることを背景に、今年1-3月期の米国内総生産(GDP)成長率は、前期の2.6%増(前期比)から2.0%増(同)に減速すると見られている。3月の米コアPCE(個人消費支出)価格指数は前年同月比4.5%上昇と、2月(4.6%上昇)から鈍化した。米消費者物価指数(CPI)と米生産者物価指数(PPI)を含むコア指標は低下傾向にあるようで、FRBが来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合でもう1回の利上げに踏み切るには十分でないように思われる。その先は、年内におよそ50ベーシスポイントの利下げがあると市場は見ている。

ユーロ/米ドル 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

注:このチャートでは、青いローソク足は強気が優勢な局面、赤いローソク足は弱気が優勢な局面を示している。黒いローソク足はもみ合い局面を表しているが、時にはトレンドの終焉を形成することもある。ローソクの色は予測ではなく、単にその時のトレンドを示しています。実際、ローソクの色は次のローソクの際に変化することがあります。200期間移動平均線付近やサポート/レジスタンス付近、もみ合い/不安定な値動きの際は、本来のトレンドとは異なる、騙しのパターンが発生する可能性もあります。筆者は情報の正確さを保証しかねます。また、過去のパフォーマンスは将来のパフォーマンスを示唆するものではありません。本情報のご利用は、自己責任にてお願いします。

もし先月の物価上昇圧力が緩和されていなかったとすると、米ドルはもう少し時間を稼げるかもしれないが、下落トレンドを脱するには十分ではない。さらに、26日にオーストラリアの1-3月期インフレ率とGfKによる独消費者信頼感指数、28日には日銀の金融政策決定会合や1-3月期のユーロ圏GDPの発表が予定されており、他地域の主要経済指標が米ドルの動向を左右する可能性もある。

ユーロ:1.10の重要なレジスタンスを上抜けしようとする動き

テクニカルチャートでは、トレンド/モメンタム指標に基づき色分けされたローソク足チャートが示すように、ユーロ/米ドルのトレンドは、日足チャートで上昇を維持している。上昇トレンドを指摘した4月10日付記事4月13日付記事をご覧ください。ユーロ/米ドルは現在、2月の高値1.1035に位置する重要な天井をブレイクする方向で進んでいる。これを決定的に上抜けすると、ダブルボトムパターン(1月と3月の安値で形成)の目標価格である1.1700に向かって上昇する可能性がある。

ユーロ/米ドル 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

豪ドル/米ドル:レジスタンスが上値を抑制

今月の豪ドル/米ドルは、3月下旬の安値0.6625というかなり強いサポートを上回る水準を維持しているが、上昇モメンタムは鈍化してきており、もう一段安となる可能性は残されている。価格はこれまでのところ、4月上旬の高値0.6795とほぼ一致する200日移動平均線付近の厳しい天井に上値を抑えられている。価格がこのレジスタンスを超えない限り、横ばいから軟調な動きになりそうだ。下降局面では、0.6625が当面のサポートとなり、その後は3月の安値0.6550がより強い下値支持線となろう。

豪ドル/米ドル 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

米ドル/円:日銀会合と米経済指標が手掛かりか

米ドル/円は3月から小幅反発してきたが、現在は89日移動平均線、3月からの上昇チャネルの上端、日足チャート上の一目均衡表の雲上端が重なる重要な収束レジスタンスエリアにとどまって推移しているようだ。今月上旬からの水平トレンドラインという目先の底値134.00付近を上回る水準を維持している間は、上昇圧力が尽きることはなさそうである。しかし、これを割り込むと、132.00に向けて下降する可能性がある。

米ドル/円 240分足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

米ドル/円 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

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--- DailyFX.com ストラテジスト マニッシュ・ジャラディ著

ジャラディ氏に連絡するには、Twitterで @JaradiManish までお願いいたします。

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