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ドル相場:米CPI、FOMC議事要旨が重しに。対ユーロ・英ポンド・円での見通しとは?

ドル相場:米CPI、FOMC議事要旨が重しに。対ユーロ・英ポンド・円での見通しとは?

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このページの内容

※2023年4月13日15時59分更新

ドル相場見通し:対ユーロ・英ポンド・円での値動き

  • 米国の物価上昇圧力の軟化は、ドルの重しとなる可能性がある
  • ユーロ/ドルとポンド/ドルは重要なレジスタンスを試しており、上昇の勢いは衰えていない
  • ドル/円の最近の上昇は、自律反発の可能性が高まっている
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米連邦準備制度理事会(FRB)が最近の銀行混乱の影響として、今年中に景気は後退すると予想しているが、それでも米国の物価上昇圧力の軟化は、ドルの重しとなる可能性がある。

3月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇と、2月(同0.4%上昇)から低下、前年同月比でも5.0%上昇と、2月(6.0%上昇)を下回った。しかし、リッチモンド地区連銀のトーマス・バーキン総裁は、物価圧力は十分に弱まっていないと述べ、FRBが5月にもう1回の利上げに踏み切る可能性を示唆した。バーキン総裁の発言は、12日に「FRBはもっとやるべきことがある」と指摘したサンフランシスコ地区連銀のメアリー・デイリー総裁の見解と一致している。

ドル指数 週足チャート

資料:TradingView

さらに、3月21-22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、FRBは、銀行部門の混乱により米国は緩やかな景気後退入りするとの見通しを示し、複数のFRB政策立案者は利上げの一時停止を検討したものの、高インフレ抑制策を講じる必要があるとの結論に達したとされている。CMEグループが算出・公表するフェドウォッチによると、金利市場では、FRBが5月2-3日のFOMC会合で25ベーシスポイントの追加利上げを実施する確率は約68%と見られている。

ユーロ/ドル 日足チャート

資料:TradingView

ユーロ:重要なレジスタンス1.10を試す展開

ユーロ/ドルは、2月の高値1.1035に位置する重要なレジスタンスを試しており、上昇の勢いが増している。3月後半からの値動きは「2歩進んで1歩下がる」という展開となっており、レジスタンスがいかに重要であるかを示している。この壁を上抜ければ、まず200週移動平均線(現在1.1200付近)に向けて上昇する可能性が開かれる。前回の記事で強調したように、ユーロ/ドルは3月に、1月の安値1.0480にある主要サポートを維持し、その後は上向きのトレンドが続いている。

英ポンド/ドル 日足チャート

資料:TradingView

GBP:ゆっくり、しかし確実に

英ポンド/ドルは、再び昨年12月の高値1.2450をうかがう動きとなっている。このレジスタンスの上方ブレイクが確認されれば、昨年12月を始点とする水平チャネルからのブレイクアウトを促すことになる。チャネルの幅から、1.3000を目指す動きとなる可能性が示されている。前回の記事で強調したように、英ポンド/ドルは200日移動平均線と重なる1月安値1.1840の重要な底値から3月に反発した後、上向きのトレンドが続いている。

ドル/円 日足チャート

資料:TradingView

ドル/円:上げ幅はなかなか拡大せず

ここ数日、ドル/円は、4月3日の高値133.75、89日移動平均線、日足チャート上の一目均衡表の雲の上限が重なる厳しいハードルをなかなか上抜けできずにいる。3月下旬にもみ合い局面が始まって以来、14日RSI(相対力指数)は50-55で頭打ちの状態が続いている。自立反発を狙った買いによる反発局面の場合、RSIが50-55に達すると上昇の勢いが息切れとなる傾向にある。それでも、133.75を上方ブレイクしたことが確認されれば、当面の下押し圧力が薄れ、129-138の幅広いレンジで推移する可能性が高まる。

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--- DailyFX.com ストラテジスト マニッシュ・ジャラディ著

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