円、ドル/円、ドル、ユーロ/円、ユーロ - トーキングポイント
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ドル/円のテクニカル分析
ドル/円は一目均衡表の雲を下抜けた後、弱気な展開となり、先週金曜に3カ月ぶりの安値となる133.63まで下落した。この水準は、短期的なサポートとなる可能性がある。
その下には、131.74、131.50、131.35、131.25、130.40にサポートとなり得る過去の安値とブレイクポイントが収束している。
それらの水準のさらに下には、260日単純移動平均線(SMA)が現在、130.00に位置しており、この水準は注目される可能性がある。
ドル/円は先週金曜に下落し、200日SMAを下回った。これにより、現在、200日未満のSMAをすべて下回っていることになり、弱気モメンタムが進展する兆候を示しているのかもしれない。
サポートは、過去の安値137.67と135.81、またはブレイクポイントの135.57となる可能性がある。
これまでに突破された過去のサポート水準である135.81、137.50、136.67は、ブレイクポイントレジスタンスに転換するかもしれない。
さらなる上値でのレジスタンスは、過去の高値である139.90と142.25になる可能性がある。
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資料:TradingView
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ユーロ/円のテクニカル分析
ユーロ/円は、先週金曜に2カ月ぶりの安値まで急落したが、140.77まで下落した後は、以前の安値140.90を下抜ける動きにはならなかった。これらの水準がサポートとなる可能性がある。
また、上昇トレンドラインも割り込まなかったため、現在141.00に位置しているこのラインもサポートとなりそうだ。
先週金曜のユーロ/円終値は141.53で、その時点での21日単純移動平均線(SMA)をベースとしたボリンジャーバンドの下限バンド(141.92)を下回っていた。価格が終値でバンド内に戻れば、下げの一服、あるいは反転の可能性が示唆されることになる。
ユーロ/円は現在、100日以内のすべてのSMAを下回っているが、200日および260日のSMAを上回った水準を維持している。これは、短期および中期のモメンタムが弱気である可能性を示しているかもしれないが、その基調となる長期のモメンタムについてはまだ確信が得られていない。
以前の安値である137.37、134.95、133.40がサポートになる可能性がある。上値では、142.56のブレイクポイントや、146.14、147.11、147.72、148.40の過去の高値がレジスタンスとして機能しそうである。
また、2014年12月の高値149.79もレジスタンスとなる可能性がある。その先には、150.73、151.00、152.04にフィボナッチ・エクステンションの水準が控えており、これらもレジスタンスとして機能する可能性がある。
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資料:TradingView
--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著
マッカーシー氏に連絡するには、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。