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円相場の週間見通し: ドル/円はトライアングルのブレイクアウト、重要な米経済指標に注目

円相場の週間見通し: ドル/円はトライアングルのブレイクアウト、重要な米経済指標に注目

このページの内容

※2023年5月22日16時56分更新

円相場の週間見通し: 弱気

  • 先週の円相場は主要通貨に対して下落が続いた
  • 米国債利回りの上昇という外部要因がドルを軟化させた
  • 米債務上限交渉とFRBが重視するインフレ指標に注目が集まる
  • ドル/円は、アセンディングトライアングルのブレイクアウト確認待ち
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円相場のファンダメンタルズ分析

先週の円相場は主要通貨に対して下落し、下げ幅が拡大した。円はドルに対し、過去2週間で約2.3%下落した。2週間単位の下落率としては2月中旬以来最大となる。円相場は今週、さらに値を下げるのだろうか?

円安の進行は、日本国外の要因に起因している。日銀が依然として大規模金融緩和政策を維持しているため、円相場は周囲の状況に敏感になっている。それを考慮すれば、最近のドル/円の上昇が、米国債利回りの回復と連動しているのは特段、驚くことではない。米国債利回りの上昇は、金融市場が米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測を徐々に後退させていることを反映している。

ここ数週間、米国の基調インフレ指標はいまだにFRBが望む水準には低下していないうえ、米新規失業保険申請件数は予想外に減少し(米労働市場が引き続き、ひっ迫状態だということを示している)、米小売売上高は好調だった。全体として、景気後退懸念が完全に後退したわけではないが、米経済指標やニュースは米国経済の回復力を示す内容が多いようだ。しかし、この先、いくつかのリスクが存在するのも事実だ。

先週末は米政策当局者の発言が注目されたが、米国の連邦債務上限問題に再び関心が移っており、この問題は市場にとって、引き続き目先の重要な関心事となっている。今週はまたFRBが重視する米インフレ指標であるコア個人消費支出(PCE)価格指数の発表も控えている。物価上昇圧力が強い兆候が再び見られれば、利下げ観測は後退し続け、ドル/円はさらに上昇幅を拡大するかもしれない。

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円相場のテクニカル分析

ドル/円は、日足チャートにおいて、アセンディングトライアングル(上昇型のトライアングル)のチャートパターンをほぼ上抜けている。しかし、先週金曜はレジスタンスを突破することができず、ドル/円は再びアセンディングトライアングル内に戻った。RSI(相対力指数)では弱気のダイバージェンスが示現しており、上昇の勢いが弱まっていることを示している。さらに下降が進めば、20日単純移動平均線(SMA)を維持できるかが焦点になる。一方、上値を切り上げれば、上昇幅拡大の展開となる可能性がある。その場合、フィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準142.50が意識されよう。

ドル/円 日足チャート

資料:TradingView

--- DailyFX.com シニアストラテジスト ダニエル・ドゥブロスキー著

ドゥブロスキー氏に連絡するには、Twitter で @ddubrovskyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。