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円が対ドルで下落、日銀が大規模緩和を維持し為替介入への警戒感が後退。ドル/円の行方は?

円が対ドルで下落、日銀が大規模緩和を維持し為替介入への警戒感が後退。ドル/円の行方は?

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このページの内容

円、日銀、ドル/円の相場分析 - トーキングポイント

  • 日銀が大規模緩和政策を据え置き、円が下落
  • 明確で強い為替介入への警告がなかったことが、円売りの引き金になったもよう
  • ドル/円は、145.00のしきい値を探るも、苦戦中
ドル/円のトレード方法
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推薦者: Ilya Spivak
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日銀が比較的控えめなトーンで金融政策を発表した後、円相場はドルに対し、注目されていた145.00の大台を下回る水準近辺でもみ合う展開となっている。日銀は、金融政策の主要部分はすべて据え置き、短期金利をマイナス0.1%、長期金利(10年物国債金利)を0%程度に維持した。

日銀は声明文で、新型コロナの影響を受けた中小企業に融資する金融機関向けの「コロナオペ」を3-6カ月延長することを決めたが、これらは段階的に終了させるとした。同時に日銀は、必要であれば躊躇することなく追加緩和を実施すると付け加えた。消費者物価や予想物価上昇率が上昇していることを認識はしているものの、日銀がこれに対し、早急に対策を講じる様子は見られない。

円下落のきっかけは、そのような物価動向の変化や、円安進行に対応した具体的な文言がなかったことにあるようだ。ドル/円相場は先週、24年ぶりの高値145円付近にとどまり、市場は同水準からの上昇に慎重になっているように見受けられる。日銀が先週、市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を実施したことが分かり、日銀はこの水準を堅守するのではとの警戒感が広がったことが上値を重くした要因である。

黒田東彦総裁らは、今回の政策発表でそのような介入憶測に油を注ぐことはなく、為替市場の動きとその影響に十分注意を払っているとだけ述べた。これは、2008年の金融危機以降、ほぼずっとそうだったように、日銀が円相場の方向性よりも、円相場の動きやペースの操作に関心があることを示唆しているのかもしれない。

資料:TradingView

ドル/円 テクニカル分析

ドル/円のポジションをチャートで見てみると、145を上回る水準で終値を付けることが相場上昇のきっかけとなりそうだ。最初のレジスタンスはフィボナッチ・エクステンション38.2%の水準147.08近辺となる可能性がある。しかし、RSI(相対力指数)では、価格は上昇する一方でRSIは低下するダイバージェンスが発生していることから、ドル高の勢いが弱まっていることが懸念される。9月9日の安値141.50を下回ると、過去のレジスタンスがサポートになった水準139.39が、次の重要な下値支持線として意識されそうだ。

資料:TradingView

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--- DailyFX.com チーフストラテジスト(アジア太平洋) イリア・スピバック著

スピバック氏に連絡するには、Twitter で @IlyaSpivak までお願いいたします。

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