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米PCE発表を前に、米ドル/円は米国債利回りに追随の動き

米PCE発表を前に、米ドル/円は米国債利回りに追随の動き

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円相場 -トーキングポイント

米ドルは円に対して、年初来高値(1ドル=136.71円)からの下落分を戻しつつ、最近の米国債利回りの上昇に追随しているように見える。金融引き締め政策の支持する意向を示す米連邦準備制度理事会(FRB)の高官が増える中、米ドルは1998年10月の高値(136.89円)を試す展開となる可能性がある。

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米PCE発表を前に、米ドル/円は米国債利回りに追随の動き

米ドルは円に対し、50日単純移動平均線(SMA、130.79)を上回る水準での推移が続いており、FRBの政策金利決定後の下落分を取り戻している。2022年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権のあるブラード・セントルイス連銀総裁は、 FRBのバランスシートの縮小、いわゆる量的引き締め(QT)を前倒しで進めることに改めて支持を表明しており、対円で米ドルは、右肩上りの移動平均線に沿って上昇基調が続くかもしれない。

UBSが開催したイベントでジェームズ・ブラード総裁は、FRBがインフレ対策への取り組みを強化する中、「FRBはバランスシートを拡大しすぎた」と警鐘を鳴らした。FRBはQTの初期段階に続き、「賢明な戦略」を計画しているとしており、次回7月27日に開催されるFOMCの政策金利決定会合に向け、FRBがフォワードガイダンスを修正するかどうかはまだ分からない。

それまでは、日銀の黒田東彦日銀総裁がイールドカーブ・コントロール(YCC)による量的・質的緩和(QQE)を継続するため、FRBと日銀の異なる方向性が円安ドル高の方向に向かわせるだろう。また、米国ではインフレ目標である2%を大幅に上回っているため、FRBがインフレ動向の見極めに活用する、(物価の目安とする変動の大きい食品とエネルギーを除く)コアPCE(個人消費支出)指数の最新データの発表は、金融政策見通しにほとんど影響しないだろう。

5月のコアPCEは2カ月連続で低下し、4月の年率4.9%上昇に対し4.8%の上昇と予想されている。このような物価上昇の継続を示す経済指標は、「継続的な利上げが適切 」と主張しているFOMCに、米国の家庭や企業に引き締め政策の準備に入らせる動きを強いることになるかもしれない。

一方、対円で米ドルは、6月の年初来高値(136.71円)を目指し、50日単純移動平均(SMA、130.79円)に沿って上昇し続ける可能性がある。しかし、2022年の大半の米ドル/円取引では(米ドルの)売り持ちが優勢となっており、市場心理は依然として慎重なままであるように見える。

IGクライアントセンチメント によると、現在27.52%のトレーダーが米ドル/円を買い持ち(ネットロング)しており、トレーダーの売り持ち(ショート)と買い持ち(ロング)の比率は2.63対1となっている。

ネットロングのトレーダー数は昨日より12.97%、先週より2.96%増加している一方で、ネットショートのトレーダー数は昨日より0.48%、先週より6.99%減少している。ネットロング・ポジションの増加は、一連のドルの高値更新・円の安値更新に起因する。一方、先週はトレーダーの24.06%が同通貨ペアをネットロングしていたが、ネットショートの減少により、行き過ぎた売り持ちの状態がやや緩和された。

とはいえ、金融引き締め政策の支持する意向を示す米連邦準備制度理事会(FRB)の高官が増える中、米ドルは円に対して、年初来高値(1ドル=136.71円)からの下落分を戻しつつ上昇し続ける可能性があり、米国債利回りの回復に伴って1998年10月の高値(136.89円)を試す展開となるかもしれない。

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米ドル/円 日足チャート

Image of USD/JPY rate daily chart

資料:Trading View

  • 最近の円安ドル高の動きは、相対力指数(RSI)を(米ドル)買われ過ぎの領域に押し上げるには至らず、米ドルは1998年10月の高値(136.89円)トライに苦戦している。とはいえ、50日単純移動平均線(SMA、130.79円)を上回る水準で推移し続けていることから、年初来高値(136.71円)からの切り下げは、幅広いトレンド局面における調整の動きとなる可能性がある。
  • 135.30円(50%エクスパンジョン)付近を上抜けると、米ドルは1998年10月の高値(136.89円)に向かって上昇し、137.40円(61.8%エクスパンジョン)から137.80円(316.8%エクスパンジョン)のレンジを上抜け/接近すると、1998年9月の高値(139.91円)が視野に入る展開となろう。
  • しかし、135.30円(50%エクスパンジョン)付近の水準を維持する勢いがない場合は、米ドルはフィボナッチ・リトレースメント78.6%の132.20円から133.20円(38.2%エクスパンジョン)近辺に向かって下落し、50日単純移動平均線(SMA 、130.79円)を下回る場合は、129.40円(261.8%エクスパンジョン)付近が視野に入ると予想される。
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--- DailyFX.com 為替ストラテジスト デイビッド・ソン著

ソン氏に連絡するには、Twitter で@DavidJSongまでお願いいたします。

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