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FOMC議事録でタカ派姿勢弱まれば、米ドルは下落のリスク

FOMC議事録でタカ派姿勢弱まれば、米ドルは下落のリスク

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米ドル - トーキングポイント

米ドル指数(DXY)は、米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化に伴う下落分を取り戻すべく、月間安値(104.64)から反発しているが、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(7月開催分)で、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ幅を縮小する意向が示されれば、米ドル相場の足を引っ張る可能性がある。

米ドル相場のファンダメンタルズ分析見通し:中立

米ドル指数(DXY)は、物価上昇率の鈍化が示唆されたことを受け、75ベーシスポイント(bp)の追加利上げ観測が後退したため、8月のオープニングレンジを維持できなかった。FOMC議事録でFRBのインフレ対抗策に変更が示されれば、指数は月間安値を更新する可能性がある。

7月開催分のFOMC議事録では、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利を中立水準まで引き上げた後、FRBが利上げペースを緩める方向で議論を進めたことが示される可能性がある。ジェローム・パウエル議長が 「累積的な(金融引き締めの)効果が経済とインフレにどのように影響しているかを評価しつつ、利上げペースを緩めることが適切になりそうだ」との認識を示したように、FRBは今後数カ月間に利上げ幅を縮小するかもしれない。

FOMC議事録が、将来の政策指針を示すフォワードガイダンスの変更を予示する場合、米ドル相場は今後さらに逆風にさらされるかもしれない。しかし、パウエル議長は「次回の会合で異例の大幅引き上げが適切になる可能性がある 」と主張しており、議事録でFRBが同じ内容を繰り返していることが明らかになれば、米ドルのさらなる上昇を促すことになろう。

物価上昇ペースが鈍化する兆しが見え、75bpの大幅な追加利上げを疑問視する見方も出ていることから、FOMC議事録が、米ドルの短期的な見通しに影響を与える可能性はある。とはいえFRBは現在のところ、金融引き締め政策を実行しており、政策転換が迫っていることを明確に示す手掛かりはあまり見当たらないため、米ドル相場は底堅く推移すると見ている。

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推薦者: David Song
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--- DailyFX.com 為替ストラテジスト デイビッド・ソン著

ソン氏に連絡するには、Twitter で@DavidJSongまでお願いいたします。

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