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グローバルな取引に挑戦する:リスクとリターン

グローバルな取引に挑戦する:リスクとリターン

DailyFX, Research
このページの内容

グローバルな市場取引、中央銀行、インフレ、グローバル化 - トーキングポイント

  • トレーダーは、取引開始当初は自国の市場に固執する傾向がある
  • グローバルな資産へのアクセスが、かつてないほど容易になった
  • しかし、分断化の進行はリスクをもたらす可能性がある
成功しているトレーダーの特長
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取引を開始して間もないトレーダーは、国内市場に重点を置く傾向がある。それは当然のことであり、十分に理解できる。現地の状況や市場の動きに関する知識は他国市場よりも深く、経済ニュースに関して、現地のものは流れを理解しているという本質的な感覚もより鋭いと思われるからだ。最も基本的なことだが、私たちは誰でも、関連する事実をより多く入手できていると感じれば、より自信を持って意思決定を行うことができる。トレーダーも同じである。

しかし今や、外国為替、債券、株式、コモディティなど、世界の資産にアクセスすることは、非常に簡単だ。地理的分布の拡大、すなわち、より広い地域へのアクセスが可能になったことによってもたらされる機会を活用することは、十分に価値がある。

トレーダーが海外に目を向けるのは、主に2つの理由がある。1つ目は、投資機会を分散させ、リスクプロファイル(リスクの全体像)を拡大し、1つの市場環境だけに依存するリスクを減らすためである。2つ目は、他の地域でより大きな成長が見込める可能性があれば、その恩恵を受けようとするためだ。

では、そろそろ国境を越えた取引を始めたいと思った時、どのような方法で始めればよいだろうか。

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まずは、取引しやすいメジャーな市場に目を向けよう

初めて海外市場を見る場合、主要な市場を選ぶのが賢明だろう。主要な市場には、流動性の高い資金が多く集まっており、失敗してもすぐに撤退しやすい取引環境が整っているからだ。失敗は恐らく、すると思われる。

外国為替では、「主要」な通貨を候補にしてみてほしい。米ドルユーロが最も取引量が多く、円、スイスフラン英ポンドも非常に頻繁に取引されている。その次に、オーストラリアドルカナダドルも人気がある。中国人民元、香港ドル、ニュージーランドドルもグローバル通貨トップ10に名を連ねている。これらの国の株式や債券も、為替以外の各資産クラスにおいてグローバルな取引を始めるには良さそうだ。

あなたはリスク志向派、それともリスク回避派?

今、私たちは大きな変化を目の当たりにしており、海外投資というアプローチを検討するうえで興味深い時期であることは確かである。この数十年間は、経済のグローバル化が進み、インフレは落ち着き、金利も低水準にあったため、世界市場間のつながりが非常に強い時代だった。

その結果、世界のほぼすべての資産が「リスク志向(リスクオン)」と「リスク回避(リスクオフ)」という、いささか奇妙な呼称で呼ばれる2つの陣営に分類されることになった。つまり、米国の雇用統計や中国の鉱工業生産など、今後の力強い経済成長を示唆する経済指標が発表されると、「リスクオン」の資産が一斉に上昇するのである。

これらの資産には株式市場、鉄鉱石などの工業用原材料、オーストラリアやカナダといった主要なコモディティ生産国の通貨が含まれる。世界経済が成長すればするほど、コモディティとその購入に必要な通貨への需要が高まる。これは、非常に明確な相関関係である。

逆に、経済指標が弱い内容となれば、「リスクオフ」の資産が支持されることになる。このような資産には、資金の安全な逃避先と見られているスイスフランなどの通貨、金、債券のほか、しばしば独自の理由により円が含まれることもあります。日本では長い間、超低金利が当たり前となっているため、円を投資家が資金の安全な逃避先とみなすとは考えにくい。しかし、超低金利のため、日本の投資家は利回りを求めて海外に目を向けざるを得なかったため、海外の経済成長が脅かされると、海外に投資していた多くの資金が日本国内に還流するという現象が起こっている。

自信を持って取引できるようになるために
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この市場間の結びつきは、1980年代初頭から影響力を増したマネタリズム(貨幣の量を増減することによって物価や失業率など、経済上の変数に変化を与えることができると考える経済学上の考え方)によって強まった。それと、1960年代から70年代にかけて先進国経済を苦しめたインフレ圧力に対抗するため、世界の主要国が協力したことも影響している。産業政策は発展が遅れ、一世代古いとみなされていたこともあり、金利政策が世界市場を動かす主要な原動力となってきた。金利政策は、米国連邦準備制度理事会(FRB)が先導する傾向があり、世界のほぼすべての取引市場はFRBの決定や見通しに関する言動や示唆に反応してきた。

現在もその状況は変わっていない。他の主要な中央銀行は幾分、FRBの影に隠れがちだが、彼らもまたグローバル市場に大きな影響を及ぼす。

私たちは今もそのような世界に生きているが、過去12カ月間に何らかの変化があったことは明らかである。インフレの高進、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによるサプライチェーンの破壊、ウクライナ戦争、中国と欧米の関係悪化など、すべてが影響を及ぼしている。これまで異論がなかった経済のグローバル化も、かつてないほど論議を呼んでいる。神経質になっている欧米の政治家たちは、単にこれまで以上に貿易の自由化を促進させるのではなく、供給の安全性を求めるようになってきている。

では、どうするのか?

自国市場以外の海外市場でトレードを検討しているトレーダーにとって、今は確かに興味深い時期である。 現在の状況が続けば、グローバルな市場ではより分断化が進み、相関関係がより薄まり、流動性がより低くなりそうだ。もちろん、このような市場にはチャンスがあるが、これを利用するためには、グローバル化が進んでいた頃よりも、より多くの学習と判断が必要になる可能性が高い。

インフレとの戦いに最も成功した国々の市場が、当面は「勝ち」となる可能性が高そうだ。しかし、この考え方がどの程度、またどのくらい持続的に旧来のリスクの図り方に取って代わるかは、これからグローバルに取引するトレーダーにとって、今、最も重要な判断材料となるのではないだろうか。

--- DailyFX.com デイビッド・コトル著

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