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「日銀ショック」後の調整が続く中、円は下落。円高ドル安は続くか?

「日銀ショック」後の調整が続く中、円は下落。円高ドル安は続くか?

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円、ドル/円、ドル、日銀、イールドカーブ・コントロール、日本国債 - トーキングポイント

  • ドル/円は、材料を消化しつつ132を下回る水準でこう着
  • 日銀のサプライズ修正で、すべての金融資産が動いた
  • 利回りの変動には意味がある。ドル/円は再び下落するか?
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日銀による超金融緩和政策の修正を受け、円相場は急騰したが、やや落ち着いてきた。

日銀は政策金利をマイナス0.10%に据え置く一方、イールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)を調整し、長期金利の上限を0.5%に引き上げた。

これまでYCC政策の10年債金利の目標レンジはゼロ%からプラスマイナス0.25%程度だった。日銀は現在、日本国債発行残高の50%以上を保有している。

ドル/円は137.50から130.50まで一気に下落した。その後は、市場はこの相場変動の影響を見極めつつ、安定的に推移している。

ドル/円のトレード方法
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日銀の黒田東彦総裁によると、YCC策などの修正は利上げではなく、「(金利市場のゆがみを修正する)微調整にすぎない」という。だが、市場の解釈は異なるようだ。先進国の債券市場では長期債のイールドカーブ全体で利回りが上昇している。

20日の金融政策決定会合に先立ち、黒田総裁は超緩和政策を堅持するとの姿勢を崩さなかった。そのため、黒田総裁の方向転換は市場を驚かせることとなった。

日銀の新総裁は2023年4月に就任予定だが、インフレが加速する中で、黒田総裁は新総裁が引き締め政策に動けるよう地ならししているのではないかという見方もある。

円は一部の投資家に資金調達通貨として利用されているが、日本の国債利回りが上昇すれば、そのような動きに変化が生じるかもしれない。

日本は最大の米国債保有国であり、国内の国債利回りが上昇すれば、世界最大である米国債券市場に影響を与える可能性がある。

日本の金融政策の方向性と、世界の金融資産を組み込んだポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)に必要とされる調整がどのように進んでいくかはまだ不透明な部分が多い。明らかなのは、ドル/円に関しては日本の国債利回りがかかわってくるということだ。

下図は、日米国債利回りと通貨の関係を示したものである。これまで、米国債利回りはドル/円相場の原動力だあったが、この図式は変わりつつあるのかもしれない。

ドル/円、米国債、日本国債の関係

資料:TradingView

--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著

マッカーシー氏に連絡するには、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。