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金相場は米NFP待ち、ドルは上昇するか?

金相場は米NFP待ち、ドルは上昇するか?

このページの内容

金、金/ドル、ドル、米NFP、テクニカル分析 – トーキングポイント

  • 金相場は4日発表の米NFPに注目
  • 米NFPが強い内容となれば、ドルを押し上げ、金/ドルを押し下げる可能性がある
  • トレーダーは金の買い持ちを増加させ、さらなる相場下落を示唆
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3日のニューヨーク金先物相場は、2日に米連邦準備制度理事会(FRB)が決定した金融政策の影響が残る中、慎重に下値を探る展開となった。ジェローム・パウエルFRB議長は、2023年半ばまでに25ベーシスポイントの利上げを実施するとの見通しを示し、米国債利回りとドルの上昇を促した。

金/ドルは、米国債利回りとドルの両方が同じ方向に動く場合、それが上昇であれ下降であれ、かなり敏感に反応することがある。それは、資産を保有する投資家にとって、金は金利を生まない資産だからである。今年のようにキャッシュフローの現在価値が上昇すると、金にとっては不利になる傾向がある。

このことを念頭に置きつつ、市場の注目は4日(日本時間の午後9時半)に発表される米雇用統計の非農業部門雇用者数(NFP)に集まっている。10月のNFP は、9月(26万3000人増)を下回る約20万人の増加、失業率は3.5%から3.6%に上昇すると見られている。一方、平均時給の伸び率は前年同月比4.7%と、9月の5.0%からやや鈍化する見通しだ。

米シティグループが算出するエコノミック・サプライズ指数は、夏以降、上昇トレンドを維持している。これは、エコノミストが全体的に米国経済の健全性と力強さを過小評価していることを意味している。これは、米NFPがより強い内容となる可能性を示唆している。その場合、米国債利回りとドルは上昇し、金相場は下落のリスクにさらされる可能性がある。エコノミック・サプライズ指数は「びっくり指数」とも呼ばれ、各種経済指標と事前予想との食い違い(乖離幅)を指数化しており、実績が予想を上回れば指数は上昇し、逆に実績が予想を下回れば指数は下落する。

金相場 テクニカル分析

テクニカル分析の観点から見ると、金相場は9月安値1,614のすぐ上の水準でもみ合っている。価格はまた、3月からの長期下降トレンドラインの下に位置している。下方にブレイクすると、フィボナッチ・エクステンション123.6%の水準である1,562を試す展開となる可能性がある。一方、トレンドラインを上抜けると、100日単純移動平均線が意識され、レジスタンスとして機能する可能性がある。

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金/ドル 日足チャート

XAU/USD Daily Chart

資料:TradingView

金相場のセンチメント分析 - 弱気

IGクライアントセンチメント(IGCS)によると、金を取引する個人トレーダーの約86%が金をネットロング(買い持ち)にしている。IGCSは逆張り指標として機能する傾向がある。多くのトレーダーがロングに傾いているため、相場が引き続き下落する可能性を示唆している。買い持ちは昨日と先週を比べ、10.37%、7.45%それぞれ増加している。このことを念頭に置きつつ、現在のセンチメントと最近の持ち高の変化を考えると、金相場の逆張り取引バイアスはさらに弱気に傾いていると考えられる。

--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・ドゥブロスキー著

ドゥブロスキー氏に連絡するには、Twitter で @ddubrovskyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。