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金相場の先行きは米CPI次第か、上昇ウェッジの下抜けを試す展開

金相場の先行きは米CPI次第か、上昇ウェッジの下抜けを試す展開

このページの内容

金、金/ドル、米CPI、FRB、上昇ウェッジ、テクニカル分析 - トーキングポイント

  • ドル高と米国債利回りの上昇に伴い、金相場は下落
  • インフレ率が上振れれば、金相場は下落するか?
  • 米CPI発表を前に、金/ドルは弱気な上昇ウェッジに注目
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推薦者: Daniel Dubrovsky
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12日のニューヨーク金先物相場は、ドル高と米国債利回りの上昇に伴い下落した。11月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回れば、金相場を押し下げるだろうが、米CPI発表を前に、金/ドル相場では弱気を示唆する上昇ウェッジが注目されている。

金相場は12日、前週末比0.94%下落し、過去5営業日中で最も下落率が大きかった。この日の動きを詳しく見てみると、金/ドルは、ドル高と米国債利回りの上昇に屈したことがわかる。金相場は、ドルと米国債利回りの双方が同方向に動くと、かなり敏感に反応する傾向にある。今年、金相場が大荒れしている主な理由は、この相関関係と言ってよい。

市場は、日本時間13日夜10時半に発表される米CPIに高い関心を寄せているようだ。11月の米CPI総合指数の伸びは、前年同月比7.7%(10月)から7.3%へ減速すると見られている。また、変動の大きい食品とエネルギー価格を除いたコア指数の伸びも、前月の6.3%から6.1%に低下すると予想されている。さらに、総合指数とコア指数の差は1.4から1.2へ縮小すると見られている。

総合指数とコア指数の格差縮小の傾向が続けば、この先、米連邦準備制度理事会(FRB)にとって問題となる可能性がある。総合指数に対するコア指数の上昇は、インフレの抑制がより困難となることを意味する可能性があるためだ。この問題を解決する1つの方法は、FRBが予想より長い引き締めサイクルを展開することであり、金相場にとっては下落リスクが高まることになる。

米シティグループが算出・公表しているエコノミック・サプライズ指数を見ると、米国を対象とした指数は引き続きプラス圏で推移している。プラス圏での推移は一般的に、経済指標の実値が予想を上回っていることを意味する。つまり、エコノミストらが米国経済の健全さや力強さを過小評価していることを示唆していると思われる。そのため、11月の米CPIが予想を上回る可能性を頭に入れておかねばならず、そうなれば金相場にとっては下押し要因となるだろう。

米国のインフレギャップに注目

金相場 テクニカル分析

日足チャートでは、金相場は弱気の継続や弱気への反転を示唆する上昇ウェッジパターンの下抜けを試している。下抜けが確認されれば、3月から10月末までの下降トレンドが再開される可能性がある。この場合、焦点は50日単純移動平均線になるだろう。

50日単純移動平均線は、目先の上昇基調を回復させるきっかけとなるかもしれない。1,810を上方ブレイクすることで、6月高値1,879に向けた上昇トレンドが再開する可能性がある。

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金/ドル 日足チャート

資料:TradingView

--- DailyFX.com シニアストラテジスト ダニエル・ドゥブロスキー著

ドゥブロスキー氏に連絡するには、Twitter で @ddubrovskyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。