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金相場は50日単純移動平均(SMA)の手前で反落後、5月の安値に接近

金相場は50日単純移動平均(SMA)の手前で反落後、5月の安値に接近

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このページの内容

金価格 トーキング・ポイント

金価格は、米国債利回りが年初来高値を更新する中、月間安値(1805ドル)を付けた。市場では50bpsの追加利上げが予想されており、FRBの金利決定により、貴金属相場への下落圧力が継続する可能性がある。

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金相場は50日単純移動平均(SMA)の手前で反落後、5月の安値に接近

金価格は50日SMA(1878ドル)を押し戻せずに反落したように見受けられ、RSI(相対力指数)が前月から持ち越した上昇トレンドを断ち切る中、貴金属価格は移動平均線の下降ラインに追随する可能性がある。

2022年を通して主要な中央銀行が金融政策を正常化するため、貴金属相場全体の弱い地合いは持続する可能性がある。FRBは「次の数回の会合では目標レンジの50bpsの引き上げが適切である可能性が高い」と主張しているため、米連邦公開市場委員会(FOMC)の金利決定が地金相場にとって逆風を生む可能性がある。

その結果、FRBが「引き締め政策のスタンスが適切となる可能性が高い」と警告しているように、FOMCで米国金利のさらなる上昇が示唆されると思われる。米国の消費者物価指数(CPI)は1981年以来の高水準まで上昇しており、FOMCが米国の家計や企業に引き締めサイクルを用意する可能性がある。

翻って、もしジェローム・パウエル議長らがFF金利を中立以上に引き上げることに意欲的で、また米利回りが年初来高値を更新する中、インフレ抑制の取り組みが引き続き、金の魅力に水を差すようであれば、FOMC参加者の経済見通し(SEP)は、金融政策のフォワード・ガイダンスに変化をもたらす内容に更新される可能性がある。

とはいえ、RSIは先月からの上昇基調を維持できず、金価格は引き続き安値と高値を切り下げつつもみ合いの展開となる可能性があり、FRBが引き締め政策に意欲的な姿勢を示せば、FOMCの金利決定が金価格を5月の安値(1787ドル)に向かって押し下げる可能性がある。

金価格日足チャート

Image of Gold price daily chart

資料:TradingView

  • 金相場は、2月以来、初めて200日SMA(1843ドル)を下回って取り引きされ、先月には年初来安値(1779ドル)を試す勢いだったが、5月安値(1787ドル)からの上昇により、貴金属相場は再び移動平均線を上回り、相対力指数(RSI)の上昇トレンドが形成されたことに留意しておきたい。
  • しかし、貴金属価格が1876ドル(50%のリトレースメント)付近への上値トライに失敗し、SMAの手前で反落すると、50日SMA(1878ドル)は下降線を描く展開となり、RSIの上昇トレンドに歯止めがかかった。
  • 1816ドル(61.8%拡大)付近を下抜けまたは接近すれば、5月安値(1787ドル)を試す可能性が高まり、年初来安値(1779ドル)を下回ると、1762ドル(78.6%拡大)から1771ドル(23.6%のリトレースメント)近辺のオーバーラップフィボナッチが視野に入ってくるだろう。
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