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金相場の見通し:米国債利回りの低下を受け、年明けの金/ドルは上昇。米ISM製造業景況指数に注目

金相場の見通し:米国債利回りの低下を受け、年明けの金/ドルは上昇。米ISM製造業景況指数に注目

このページの内容

金、金/ドル、米国債利回り、香港ハンセン指数、米製造業景況指数、テクニカル分析 – トーキングポイント

  • 年明けの金相場は上昇している
  • 米アップルの供給懸念が広がったことも、米国債利回りの低下に寄与
  • 4日の金/ドル相場は楽観的なムードが広がったが、今後は米ISMの景況指数を注視
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年明け3日の金融市場で、ニューヨーク金先物相場は上昇した。金相場は、米10年債利回りとは逆相関の動きとなった。米10年債利回りは2.3%低下し、昨年12月中旬以来の大幅下落となった。

債券利回りの低下は、利回りのない貴金属にとっては相場の動きが左右される重要な出来事である。昨年は、積極的な金融引き締めで米国債利回りとドルが上昇し、金/ドル相場は苦戦を強いられた。投資家の金を保有する意欲が減退した昨年の流れを引き継ぎ、米国債利回りの上昇が今年も金相場にとって大きなリスクであることに変わりはない。

3日の動きを詳しく見てみると、ハイテク株の下落をきっかけに米国株式市場に悲観的な見方が広がったことが分かる。最も注目すべきは、米アップルの株価が3.74%の大幅安となり、同社の時価総額が2兆ドルを割り込んだことである。同社は、今後数カ月間におけるiPhone(アイフォーン)の生産計画を縮小する予定だと発表した。

これは、世界経済の成長に対する懸念の高まりを示すもので、当然ながら米長期債の利回りは低下し、金/ドルを押し上げる要因となった。

一方、4日のAPAC(アジア太平洋地域)市場では、香港ハンセン株価指数が急上昇するなど、投資家の中国に対する楽観的な見方が強まっている。ブルームバーグ によると、中国の銀行監督当局はアリババグループ傘下のフィンテック企業、アント・グループが消費者部門向けに 15 億ドルを調達する計画を承認したという。中国人民元もドルの下落を踏み台に上昇した。APACの取引時間中も米国債利回りが下がり続けたため、金相場はこの動きを背景に上昇した。

今後、金/ドル市場では、米供給管理協会(ISM)が発表する12月の製造業景況指数が注目される。12月は48.5と、前月(49)からさらに減速すると予想されている。50を割り込むと、経済活動のさらなる縮小を示すことになる。予想を下回る結果となれば、米債券利回りをさらに低下させ、金相場を押し上げる可能性がある。

米国債利回りの低下と香港ハンセン指数の上昇により、アジア市場で金が上昇

金先物 テクニカル分析

金先物相場は、上昇ウェッジを形成中で、このチャートパターン内での推移が続いている。上昇ウェッジ自体は弱気のチャートパターンだが、価格はウェッジ内で上昇し続ける可能性がある。パターンの上限ラインをブレイクした場合、強気バイアスが強まる可能性が高い。一方、下限ラインを割り込むと、50日単純移動平均線に向かい下落する可能性がある。

RSI(相対力指数)は緩やかに低下している。弱気のダイバージェンスの発生は、価格上昇の勢いが弱まっていることを示しており、時に価格の反落に先行する動きとなることがある。

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金/ドル 日足チャート

資料:TradingView

--- DailyFX.com シニアストラテジスト ダニエル・ドゥブロスキー著

ドゥブロスキー氏に連絡するには、Twitter で @ddubrovskyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。