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為替週間予測 – トップ5 のイベント: 米FRBによる金利決定、オーストラリアの雇用統計、英BOEによる金利決定、日銀による金利決定、ユーロ圏のインフレ率

為替週間予測 – トップ5 のイベント: 米FRBによる金利決定、オーストラリアの雇用統計、英BOEによる金利決定、日銀による金利決定、ユーロ圏のインフレ率

このページの内容
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為替週間見通しの概要

  • 水曜日に米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を決定するため、今週はボラティリティの上昇が予想される。
  • 日本国債の10年物利回りが0.25%の閾値を突破し始めたため、金曜日に実施される日銀による金利決定が重要性を増している。
  • 金曜日に発表されるユーロ圏のインフレ指標は、欧州の債券市場の分断化に対する懸念をさらに深める可能性がある。

今週の予定については、DailyFX経済カレンダーをご覧ください。

6月15日(水)|18:00, 18:30 GMT|米ドル FRBによる利上げ決定と記者会見

先週金曜日に発表された5月の米国の消費者物価指数(CPI)を受け、ここ数日、金利市場は急上昇している。1週間前は2022年末までの148bpsが織り込まれていたが、今週に入ってからは201bpsが年末まで織り込まれている。市場はFRBが6月の会合で50bpsの利上げを実施すると見ているが、75bps、あるいは100bpsの引き上げがあるのではとの見方も増えている。最近の経済指標を受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーが経済見通し(SEP)をも大きく変更させる可能性が高いため、ジェローム・パウエルFRB議長の記者会見は極めて重要とみられる。水曜日の午後までは、資産クラス全体のボラティリティが高まることが予想される。

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6月16日( 木)|01:30 GMT|豪ドル 雇用変動と失業率(5月)

オーストラリアは比較的力強い勢いで雇用を増やし続けており、オーストラリア準備銀行(RBA)による急速な利上げへの圧力が強まっている。ブルームバーグ・ニュースの調査によると、オーストラリアでの雇用は5月に2万5000人増加し、失業率は3.9%から3.8%に低下した。この比較的良いニュースは、幅広くリスクオフ市場の渦中にある豪ドルにとって、必要なタイミングで材料視されるかもしれない。この雇用データは、2022年後半にRBAが迅速に利上げを実施するためのさらなる後押しとなるだろう。

6月16日( 木)|11:00 GMT|英ポンド 英国中銀による金利決定

イングランド銀行(BOE)の政策担当者は5月の利上げ決定会合で、インフレ率の上昇リスクと同様に成長率の下降リスクも懸念していると示唆したにもかかわらず、金利市場ではここ数週間、再考すべきではとの見方が広がっている。5月中旬以降、食料品やエネルギー価格の上昇がすぐには収まらないという兆候の中、金利市場ではBOEによる2022年中の利上げ予想が弱まり、英ポンドにとって必要な支援材料となっている。

英国の翌日物金利スワップ(OIS)は、6月に25bpsの利上げを実施する確率を117%と織り込んでいる(25bpsの利上げの確率は100%、50bpsの利上げの確率は17%)。金利市場は、2022年内の各会合で25bpsの利上げが実施されるとの見方をしている。しかし、これは5月中旬に予想されていたよりも速いペースで、2022年の日銀のターミナルレートは約3週間前の2.099%から上昇し、現在は2.450%という、微妙な変化がある。

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6月17日(金)| 03:00 GMT|日本円 日銀による利上げ決定

日銀による金利決定は通常、あまり考慮されないが、今回のケースは異なる。日本円が対米ドルで1998年以来の低水準を記録したことから、日本国債10年物の利回りを0.25%に抑えるという日銀の目論見が崩れ始めている。次の金利決定は、次に述べる2つのうちの1つが起こり得るため、リスクを伴う。1つは、日銀が利回りの上限を維持することを再確認し、円が再び下落すること、もう1つは、日銀が量的・質的金融緩和策とイールドカーブコントロール政策を放棄し、円が急反発する可能性があることである。いずれにせよ、花火のような展開が予想される。

6月17日(金) | 09:00 GMT|ユーロ インフレ率(5月)

欧州中央銀行(ECB)による6月の金利決定は、クリスティーヌ・ラガルドECB総裁が今後数カ月の債券市場の分断にどう対処するかという質問に答えあぐねるなど、ちょっとしたコミュニケーション・エラーとみられている。しかし、5月のユーロ圏の最終インフレ率(HICP)は前年同月比+7.4%から+8.1%、コア値は同+3.5%から+3.8%に上昇したと予想され、いわば賽は投げられたようなものである。これまでユーロ圏全体の短期債利回りの上昇がユーロの強さの源泉であっが、今では弱点となる周辺国の長期債利回りの上昇に取って代わられ、ギリシャ、イタリア、スペインなどの国の財政安定に懸念が生じる可能性がある。

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--- DailyFX.com シニア・ストラテジスト クリストファー・ヴェシオ著

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