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豪ドルは RBA(豪中銀)の動向とリスク選好の揺らぎにより、変動する可能性がある

豪ドルは RBA(豪中銀)の動向とリスク選好の揺らぎにより、変動する可能性がある

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このページの内容

豪ドル(AUD) 週間見通し: 弱気

  • マーケット全体のリスク選好が回復したことを受けて豪ドルは上昇
  • 投資家は成長とインフレの「ソフトランディング(軟着陸)」に期待
  • 今週はRBAの政策金利発表、米国CPI(消費者物価指数)に注目

豪ドルは5月後半に急回復し、前月の下落幅の半分以上を取り戻しました。この上昇は、マーケット全体のリスク選好が回復したことで、リスク選好時に買われやすいコモディティ通貨が大きく支えられたことによるものでしょう。

第2四半期の大半は、景気後退への懸念がマーケットを覆っていました。エコノミストは成長予測を下方修正して、株式マーケットは下落し、米ドルの流動性需要が顕在化しました。このような要因から、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げ観測は緩やかになり、2023年の予測は0.62%と大幅に低下しました。

しかし、5月中旬になると見直しが始まり、経済データも堅調に推移し、特に景気循環に敏感な新興国マーケットでは、経済成長に対して懸念しすぎていると考えられるようになりました。PMI(購買担当者景気指数)のデータでは約1年の景気停滞が反映されていますが、現在のパフォーマンスはパンデミック以前の傾向と一致しています。

TradingView でチャート作成

景気後退リスクに対する懸念が緩やかになっても、急落したFRBの利上げ予測は見直されませんでした。債券マーケットの予想インフレ率は、景況感が悪化して急落した後に改善したため、3ヶ月ぶりの低水準でとどまりました。

FRBのタカ派的な姿勢が、経済の減速を許容範囲内に保ちながら暴走する物価上昇を抑制し、2023年にはマーケット全体に対して、一時的な猶予を与えると考えられているようです。つまり、投資家は「ソフトランディング(軟着陸)」が達成される展開を受け入れていると思われます。

今後1週間はこの展開が予想されるため、米国CPIの数値が最重要になるでしょう。コアインフレ率(変動率の激しい食品とエネルギー価格を除いたインフレ率)は、昨年12月以来の最低値である前月比5.9%まで下落する見通しです。一方、消費者信頼感指数は10年ぶりの低水準から回復すると予想されます。

豪ドル/米ドルのトレード方法
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推薦者: Ilya Spivak
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RBAは豪ドル(AUD)の利上げをうまく実行できるか

RBAが新しい金融政策を進めていくため、トレーダーはマクロレベルの展開と地域状況を加味しなければなりません。マーケットは少なくとも0.25%の利上げを見込んでおり、予想の中央値は0.4%の利上げでキャッシュレート(政策金利)の目標を0.75%に引き上げとなっています。

PMIデータが4ヶ月ぶりの低成長を示したにもかかわらず、オーストラリア国内の中長期的目線のインフレ予測が2022年のレンジの上限に達したため、今後12ヶ月間に織り込まれていたRBAの利上げ幅は、ここ数週間で大幅に急上昇しました。

今後、これらの相反する状況に対する政策担当者の判断が重要になるでしょう。中央銀行がインフレ抑制を優先し、マーケットの基本的な見方がタカ派的な姿勢に移行していることが確認されれば、豪ドルは持ち直す可能性が高いと言えます。

一方、FRBの今年の強硬策(米国と並んで世界の借入コストを引き上げており、今後も上昇し続ける可能性が高い)と、経済パフォーマンスの冷え込みにより、RBAはよりハト派的な姿勢を示すかもしれません。この場合、豪ドルは下落する可能性があります。

--- DailyFXアジア太平洋地域 ヘッドストラテジスト イリヤ・スピヴァク著

スピヴァク氏に連絡するには、下のコメント欄を使用するか、Twitterで@IlyaSpivak までお願いいたします。

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