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テクニカル面で展開が異なるドル/円、ユーロ/円、NZドル/円

テクニカル面で展開が異なるドル/円、ユーロ/円、NZドル/円

このページの内容

円、ドル/円、ユーロ/円、NZドル/円のテクニカル分析見通し – トーキングポイント

  • ドル/円は、2022年の天井を付けたと確認するために必要な動きが進んでおり、漸進的に相場転換が進んでいるように見えるが、トレンドが転換したとは言い切れない
  • ユーロ/円は一般的にドル/円との相関性が高いが、ユーロ/円の方がより幅広い強気トレンドを維持するために上値を更新する可能性も、あるいは下値を更新する可能性もありそうだ
  • NZドル/円は、88.00-87.25のレジスタンスゾーンに位置しており、クロス円通貨の中で最も挑発的な強気チャートを形成している
ドル/円のトレード方法
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推薦者: John Kicklighter
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円相場のテクニカル分析見通し:強気

先週の円相場は、この7週間で最大の下げ幅(ドルは対円で最大の上昇幅)を記録した。1.7%の下落は大きいが、これは本来の相場を反映しているというよりも、過去数カ月にわたるボラティリティの高さ(主に下降パターン)によって引き起こされたようである。円下落の大部分が月曜に起こり、その後まもなく、徐々に動きが弱まっていったということを考えても、ボラティリティが相場を動かした大きな要因だったことがうかがえる。

今後は、13日午後10時半(日本時間)に発表される米消費者物価指数(CPI)や15日早朝(日本時間)の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合での政策金利決定などの経済イベントリスクにより、ボラティリティが高まる可能性が高い。とはいえ、今週が終われば2023年は残すところ、あと2週となり、いわゆる「休日状態」に突入するため、流動性が急速に低下することも予測される。ドル/円は137.50から133.75のレンジで推移しており、このクロス円通貨としてはかなりレンジ幅が広い。上昇局面では、以前のサポートが新たなレジスタンスとなり、進行している弱気相場の次の構造的な天井である20日単純移動平均線(SMA)も控えている。下降局面では、サポートは色々な解釈が可能である。200日SMAは2002年1月の主要なスイングハイである135.00/25と同水準まで上昇し、2022年のレンジであるフィボナッチ・トレースメント38.2%の水準が133.20に位置している。これらのバリアのいずれかをブレイクする前に、まずはその水準に到達する必要がある。

米ドル/円 強気
データ提供:
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変動 ロング ショート 建玉
日次 -11% 1% -1%
週次 7% 11% 11%
プライスアクションとの関連性
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20日および200日SMAを用いたドル/円チャート(日足)

資料:Tradingview

全体的なテクニカル分析の観点から見ると、ドル/円は、より大きな弱気トレンドにすんなり移行しているように見えるが、すべてのクロス円通貨が同じ方向に進んでいるわけではない。実際、ドル/円の上昇とその後の反転の動きは、クロス円通貨ペアの中でかなりユニークなものである。クロス円の中で2番目に流動性の高い通貨ペアであるユーロ/円を見ると、最終的にどのようにブレイクすると考えられるか、という点においてよりバランスが取れている。過去数カ月間、全体的に弱気トレンドだったが、ドル/円ほど明白ではなく、またドル/円のようにテクニカルなサポート水準を新しい天井として取引することはなかったことは確かである。

とはいえ、相場の進行状況から描かれるチャネルがあり、強気のブレイク(144.50を上回る水準)となれば深刻なパターン破壊となるが、10月のスイングハイまたはより大きなチャネルのサポート水準のいずれかに戻るまでは、このチャネルがサポートとなる可能性がある。このより大きなチャネルは、試すポイントが多いわけではないが、今年の3つの主要なスイングローを筆者は確認した。ただ、トレンドラインはやや曖昧であるため、144.75のブレイクが確認できるかどうかにも目を配っておきたい。

ユーロ/円 混合
データ提供:
の顧客はネットロングです。 の顧客はネットショートです。
変動 ロング ショート 建玉
日次 -8% 0% -2%
週次 52% -6% 4%
プライスアクションとの関連性
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200日SMAを用いたユーロ/円チャート(日足)

image2.png

資料:Tradingview

ドル/円はクロス円通貨の中で最も弱気であるように見え、ユーロ/円はどちらでもあると言え、ニュージーランドドル/円はクロス円通貨の中で間違いなく最も強気である。今週のニュージーランドドル/円は5日続伸し、終値ベースで9月12日以来となる7年ぶりの高値と同水準で取引を終えた。4月から続く上昇型トライアングルのレジスタンスの先端に差し掛かったと言ってよいだろう。(キャリートレードに有利な)リスク資産全般の上昇などファンダメンタルズ的に明るい材料があれば、88を突破することは難しくないだろう。

しかし、年内の流動性が低下する時期に、上値更新を試みるのは容易なことではない。最もあり得そうなシナリオは、10月のスイングローから続く、より角度のきつい上昇型トライアングルのサポートの下方ブレイクだろう。この下方ブレイクが成功すれば、2022年のパターンで82付近まで一気に下落するというよりは、次は86付近での下方ブレイクが予想される。

100日および200日SMA、20日ATRを用いた NZドル/円チャート(日足)

image3.png

資料:Tradingview

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