メイン コンテンツへスキップ

本ウェブサイトは、お客様に最高のブラウジング体験をしていただくためにさまざまなクッキー(Cookies)を使用しています。本ウェブサイトを引き続き利用されることにより、クッキー(Cookies)の利用に同意したものとみなされます。
クッキー(Cookies)ポリシーの詳細については、こちらまたはサイト下部にあるリンクをご確認ください。最新のプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。

無料トレードガイド
購読する
Please try again
Select

ライブウェビナーイベント

0

経済指標カレンダー・イベント

0

通知を受け取る

ライブウェビナーイベント
経済指標カレンダー・イベント

もっと見る もっと見る
天然ガス価格見通し:下落は行き過ぎ?

天然ガス価格見通し:下落は行き過ぎ?

共有する:

※2023年2月21日17時54分更新

天然ガス価格見通し

  • 週明け20日の天然ガス価格は、数カ月ぶりの安値を付けた
  • 価格下落は6カ月間続いたが、いくつかのテクニカル指標で価格は、下げ切ったように見え始めている
  • 今後の見通しと注目すべき手掛かりとは?
トレンドトレーディングの基礎
トレンドトレーディングの基礎
推薦者: Manish Jaradi
トレンドトレーディングの基礎
ガイドを入手

天然ガス相場の下落圧力は衰えず、20日には20カ月ぶりの安値水準まで下落した。それでも、下落トレンドが反転する兆しはない。しかし、いくつかのテクニカル指標では、価格は下げ切ったように見え始めている。

天然ガス 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料: Metastock

天然ガス相場は数カ月ぶりの安値圏にあるため、フラクタル次元で測定した市場に対する見方の多様性は低い(大方の市場参加者は相場が同方向に動くと考えている)ように見える。フラクタル次元は、この多様性の分布を測定する。測定数値が下限範囲(市場によって異なるが、通常1.25-1.30)に達した場合、市場参加者が同じ方向に賭け、多様性は極めて低いことを示している。言い換えれば、価格反転の確率が高まっていることを意味している。天然ガス価格の場合、現在の測定数値は1.28前後になっているが、これは2022年半ばに調整局面につながった水準とほぼ同水準である(上図参照)。

天然ガス 月足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料: Tradingview

長い時間枠のチャートを見ると、天然ガスは売られ過ぎのように見える。例えば、月足チャートのストキャスティクスは極端な水準にあり、これは過去に天然ガス価格が反発した際の水準である(月足チャート参照)。さらに、14週RSI(相対力指数)は30を下回っており、これは少なくとも数週間、もみ合い局面が続く前の水準だった過去の例がある(週足チャート参照)。

天然ガス 週足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料: Tradingview

上記に挙げたテクニカル指標は、価格がすでに下げ切っている状態であることを示唆しているが、反転のタイミングを正確に示すものではない。確かに、天然ガス相場の反転が迫っているという兆候は見られない。実際、最近の記事で指摘したように、昨年末に示現した大型のダブルトップのチャートパターン(2022年の高値で形成)は、2020年の安値1.45付近に向かってさらに下降する可能性を示唆している。しかし同時に、上記の指標は、この水準から下げ幅を拡大する余地は限定的であることを示している。

天然ガス 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料: Tradingview

仮に下げが一服した場合、天然ガス相場は少なくとも、当面のレジスタンスである10日移動平均線を突破する必要がある。昨年12月末以降、この平均線を終値で上回ったことは一度もない。その上には先週の高値2.62がレジスタンスとして控え、さらには1月下旬の高値3.60が強力なバリアとして機能しそうだ。

--- DailyFX.com ストラテジスト マニッシュ・ジャラディ著

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。