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豪ドル見通し: 豪ドル/米ドルは0.80まで上昇するか?

豪ドル見通し: 豪ドル/米ドルは0.80まで上昇するか?

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※2023年3月30日17時33分更新

豪ドル見通し

  • 豪ドル/米ドルの2月以降の下落は、昨年10月を始点とする上昇トレンドの調整局面と見られる
  • 逆ヘッドアンドショルダーが展開される可能性がある
  • 相場の行方を占ううえで注目すべき手掛かりとは?
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推薦者: Manish Jaradi
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まだ確定はされていないが、強気のチャートパターンと言われる逆ヘッドアンドショルダー(逆三尊)が形成されつつあることから、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が4月に政策金利を据え置いたとしても、オーストラリアドル米ドルに対して0.80に向けて上昇する可能性が開かれた。

豪ドル/米ドルは2月以降、7%下落しているが、2つの理由から2022年の反発局面が終わったと結論づけるのは早計だと考えている。今月初旬に0.6565まで下落し、これにより昨年10月から今年2月の上昇分の50%を帳消しにした。一般的に、38-50%のリトレースメント(引き戻し)は正常と考えられており、必ずしも(先行)トレンドの終わりを意味するものではない。第二に、豪ドル/米ドルは、0.6580-0.6625の重要なサポートエリア(昨年11月と12月の安値を含む)を維持している。決定的なブレイク(週足で終値で2回下回る)が実現すれば、昨年末から続く高値圏での高値・安値の切り上げが終了することにはなる。

公平を期すために記すが、値動きはまだ定まっておらず、豪ドル/米ドルがさらに下落し、実現しそうに見える強気な展開とはならず、見通しが弱気に転換する可能性は残る。この点においては0.6780-0.6850のレジスタンスエリアが鍵となり、強気トレンドを復活させるためには、このエリアを上回る必要がある。それまでは、横ばいから下降する展開となりそうだ。今月の安値である0.6565を下方ブレイクすると、0.6400に向かって下落する可能性がある。

豪ドル/米ドル 日足チャート

一方、0.6780-0.6850を上方ブレイクした場合は、昨年10月からの上昇トレンドが維持されていることが示唆され、まずは2月の高値0.7150に向かって上昇する可能性が開かれる。この高値を突破すると、ヘッドアンドショルダー(三尊天井、左肩:昨年7月安値、頭部:昨年10月安値、右肩:今月の安値)を形成するきっかけとなり、数カ月の間に2021年の高値0.80に向けて上昇する可能性が出てくる。

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

29日に発表されたオーストラリアのインフレ指標を受け、市場では、来週開催の理事会でRBAが利上げを見送るとの予想が強まっており、豪ドルの重しになっている。市場は、4月4日の理事会での利上げ実施の可能性は10%未満と見ている。RBAは先月、政策金利であるオフィシャルキャッシュレートを10年以上ぶりの高水準となる3.6%に引き上げた。RBAのロウ総裁は4月の理事会について「政策の選択肢はオープンにしておく」との姿勢を示し、主要な経済指標によって判断されるとの見解を示している。

豪ドル/米ドル 週足チャート

資料:TradingView

金融政策見通しの相対比較(経済指標の動向を重視する米国連邦準備制度理事会(FRB)を含む)はさておき、オーストラリアのマクロ経済指標はまちまちで、2月の雇用統計は好調だったものの、小売売上高は伸びが鈍化し、金融システム不安も影を落としている。

それでも、中国が成長重視への政策へ舵を切り、不動産市場のてこ入れにも努めていることを背景に鉄鉱石相場などが上昇しており、豪ドルはコモディティ価格の上昇から恩恵を受けそうだ。さらに、中国電子商取引大手アリババが大規模な改革を計画していると伝わり、中国政府の企業に対する厳しい規制の取り締まりが終了しつつあるとの期待が高まっている。中国が工業用金属需要に占める割合は約半分、世界の鉄鉱石需要に至っては約3分の2を占めている。中国はオーストラリアにとって最大の輸出相手国であり、鉄の原料である鉄鉱石はオーストラリア最大の輸出収入源である。

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--- DailyFX.com ストラテジスト マニッシュ・ジャラディ著

ジャラディ氏に連絡するには、Twitterで @JaradiManish までお願いいたします。

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