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2023年第2四半期 - 原油相場(WTI)の今後の見通し:ファンダメンタルズ分析

2023年第2四半期 - 原油相場(WTI)の今後の見通し:ファンダメンタルズ分析

Richard Snow, ストラテジスト

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ファンダメンタルズ分析による原油相場の見通し:ファンダメンタルズ悪化により、第2四半期のWTIは下落基調

OPEC、第2四半期の世界石油需要の低迷(前四半期比)を予想

OPECは3月の月例報告で石油需要予想を修正し、第2四半期の世界の石油需要は第1四半期に比べて減少する可能性が高いものの、先月に比べ日量7万バレル(bpd)増加し、若干改善するとの見通しを示した。第2四半期の世界の石油需要は1億77万バレル/日となり、第1四半期の1億128万バレル/日から減少するとOPECは予想している。

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OPEC世界石油需要予測 – 3月更新

出所:OPEC

世界的な原油需要の低迷は、冬が終わり、夏のドライブシーズンまでに大きな空白期間があるため、季節的に使用量が減少する時期に入ることを考慮すれば、それほど気にする必要はないだろう。

弱気材料が重なり、原油は供給が需要を上回ると予測

OPECは、3月月例報告に引き続き、第2四半期に必要と予想される量を約30万bpd上回る約2,892万bpdを供給している事実に言及した。さらに、厳しい制裁にもかかわらず、ロシアの生産が回復の兆しを見せ続ければ、実際の余剰はさらに増える可能性がある。最近では、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が外交協議をおこない、中国がロシアからの原油の購入量を増やすなど、両国の関係はより強固なものになっている。OPECの生産量予測では、ロシアの第2四半期の生産量が大幅に減少することが予測されており、同国の石油生産が引き続き持ちこたえれば、さらに供給過剰が拡大する可能性がある。

中国が石油需要の伸びを後押しすると予想される

2022-2023年の世界の石油需要の増加率をみると、アメリカ大陸のOECD諸国の減少とともに、OECD以外や中国以外の地域で大幅な落ち込みが明らかになっている。2022年にゼロコロナ政策が終了し、中国経済が再開されなければ、世界の石油需要の伸びは確実に苦しくなっていただろう。しかし、中国の需要が大幅に増加しても、全体的な需要の伸びは2022年の実績に及ばない。OPECが計画した200万bpdの減産を実施し、さまざまな成果があったにもかかわらず、中国経済の再開の効果は今のところ原油価格の上昇をもたらすには至っていない。こうした状況にもかかわらず、OPECは、今年の世界の消費量が過去最高の1億190万bpdに達すると予測している。

出所:OPECの3月の月次レポート

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WTIの「擬似サポートゾーン」

米国エネルギー省のジェニファー・グランホルム長官は、米国議会の公聴会で、米国の戦略的石油備蓄(SPR)を補充するのに数年かかると述べた。大幅に減少した石油備蓄を補充するための望ましい水準は、67ドルから72ドルの間、あるいは70ドル以下での推移が長く続くと見られるときと言われている。そのため、米国政府による大量買付の可能性をマーケットが予測し、WTIの価格が下落するたびに、一貫してこの水準が維持されてきた。しかし現在そうではなくなってきた。

2024年から2027年にかけて1億4,000万バレルの追加の売却を中止するよう議会を説得したにもかかわらず、エネルギー省は連邦予算を助けるためにSPRから2,600万バレルを売却する予定だ。

以下のグラフは、現在の備蓄量を示すもので、前四半期の更新時とほぼ同じ水準であり、減少した在庫を補充するための大規模な購入はまだおこなわれていないことが確認できる。

米国の原油在庫(SPR)の週足チャート

出所:EIA

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