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マイクロソフト株が時間外で急上昇、決算はまちまち – 25日のNYダウは上昇か?

マイクロソフト株が時間外で急上昇、決算はまちまち – 25日のNYダウは上昇か?

マイクロソフト、決算、FAANG、テック株、ナスダック100、NYダウ - トーキングポイント

  • 市場見通し:ナスダック100のレンジは11,600-10,600
  • 巨大テック企業マイクロソフト(MSFT)の一株当たり利益(EPS)は予想を上回る2.32ドルだったが、売上高は約7億ドルとコンセンサス予想に届かず
  • 決算内容はまちまちだったものの、マイクロソフト株は24日の公式終値から時間外に5.3%も上昇し、200日単純移動平均線の256ドルに接近した
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米国株式市場は、本格的な強気相場入りに向けて具体的なファンダメンタルズの裏付けが必要なように思われる。ナスダック100指数は11,700を突破し、S&P 500種株価指数は4,000を超えており、最近はより強気な展開を見込んだ投機的な動きを思わせるようなテクニカルな動きが散見される。しかし、(23日の)このような動きは、その後の取引で相場が失速し、すぐに疑問視された。市場の幅広いトレンドは、最終的には様々な動機と影響の寄せ集めであるが、明確で主要なファンダメンタルズの原動力があれば、そのトレンドにより確信を持つことができる。リスク動向に関する統計的な見解や米国の景気後退リスクに関する最新情報(2022年10-12月期の米GDP発表は26日)、金融政策に関する明確な最新情報(来週水曜にFOMC会合で金融政策決定)などが不足している場合、何が相場の原動力となるのか。恐らく、企業業績だろう。

決算シーズンに入ってから、私たちはいくつかの興味深い最新情報と、さらには注目すべき市場の反応を見てきた。先週、最も注目されたのは米ネットフリックス(NFLX)で、会員数が予想を大きく上回って増加したことをきっかけに強気な展開となり、19日の米市場の時間外取引でその日の終値を上回って推移した。その前の週は、まちまちだった米メガバンクの決算に関心が集まり、米主要銀行が示した先行きの業績見通しから、市場は「景気後退」への警告を読み取った。しかし、JPモルガン(JPM)、シティグループ(C)、ゴールドマンサックス(GS)など、銀行株のパフォーマンスには大きなばらつきがあった。銀行決算発表後は、市場の関心は、FAANG(米主要ハイテク企業)の銘柄など、よりハイテク株へと移っている。マイクロソフトは、一株当たり利益(EPS)は予想を上回ったが、売上高は予想に届かなった。

マイクロソフト(MSFT):2022年10-12月期決算

  • EPS:2.32ドル、予想2.27ドル
  • 売上高:527億5,000万ドル、予想534億8,000万ドル
  • クラウド部門の売上高:215億ドル、予想214億ドル

マイクロソフトの通常取引時間終了前後のチャート(15分)

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資料:Tradingview

決算内容は強弱まちまちだったにもかかわらず、時間外取引での市場の反応はかなり素直にマイクロフト株を支持するものだった。決算発表直後の15分間で同株は5.3%も上昇した。この上昇により、200日単純移動平均線(SMA)が位置する256にかなり接近したため、25日(米国時間)の取引に向けて、テクニカルトレーダーからかなりの注目を集めることになるだろう。株価は過去5カ月間に2度、このSMAを試し、その動きは注目されたが、ブレイクには至らなかった。今回は3度目の失敗となるのか、それとも「優良株(ブルーチップ)」の好地合いを作るきっかけとなるのか。下図は、マイクロソフトの株価とダウ工業株30種平均株価を重ね合わせたものである。マイクロソフトはダウ平均を構成する銘柄の中で7番目に比率が高く、時価総額は約1兆8,000億ドルと2番目に大きい。しかし、米国の景気後退懸念やマイクロソフトを含むハイテク企業の人員削減がネガティブな印象を与えていることを考えると、投資家が株式市場の先行きに自信を持つのは難しいだろう。

マイクロソフトとNYダウの20日相関チャート(日足)

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資料:Tradingview

米国の主要株価指数のうち、ダウ平均は、2022年7-9月期に大きく下げたが、過去最高値に対する反発度合いは高く、全体として最も良い位置にあると言える。バリュー銘柄にはプレミアムがあるようだ。とはいえ、マイクロソフト株は、ハイテク株の多いナスダック100指数と最も密接な相関関係にある。下図は、株価と指数の20日の相関関係を視覚的にも統計的にも明らかにしたものである。下落圧力が大げさに取りざたされ、企業が数カ月にわたってコスト削減した後、ついにマイクロソフト株がハイテクセクターを活気づける銘柄となるのだろうか。筆者の懸念は、マイクロソフト株への好反応が、より幅広く株式相場に真の上昇をもたらすことができないとしたら、どうなるかということである。

マイクロソフトとナスダック100の20日相関チャート(日足)

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資料:Tradingview

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