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2023年第2四半期 - 金(ゴールド)相場の今後の見通し:ファンダメンタルズ分析

2023年第2四半期 - 金(ゴールド)相場の今後の見通し:ファンダメンタルズ分析

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ファンダメンタルズ分析による金相場の見通し:米政策金利がピークに達し、第2四半期も金は続伸を予想

世界的な銀行不安とFRB(連邦準備制度理事会)を取り巻く不確実性にともない、2023年第2四半期の初めから、金相場は勢いを増している。銀行破綻による金融システムへの不安から波及したリスクに対する懸念が、安全資産としての金の魅力を後押しして上昇トレンドが形成されているが、(四半期程度の)短期的なものに留まるだろう。そして、下表(GVZチャート)が示すように、ボラティリティの上昇も、金相場を押し上げるもう一つの要因となっている。GVZチャートは、(金地金により裏付けられた世界最大の金上場投資信託(ETF)である)SPDR ゴールド・シェア(GLD)の30日間の価格変動を予測したものである。

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CBOE 金ETFボラティリティ指数(GVZ) – 2023年

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出所:Cboe.com

GLDについては、直近の出来高に加え、3月は1ヶ月を通してファンドへの資金流入が着実に増加したことが最近の上昇トレンドを支える形となり、GVZ(ボラティリティ)とGLD(出来高)のそれぞれが、金相場と強い相関関係にあることが浮き彫りとなった。残る疑問は、このトレンドが第2四半期を通して続くのかということだ。

SPDR ゴールド・シェア(GLD)出来高(2022-2023)

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出所:ETF.com

3月のFOMC(米連邦公開市場委員会)は、インフレ圧力の高まりとともに労働市場が逼迫する中、FF金利(米政策金利)を25bps引き上げて5%とした。下表は、FRBが公表した最新のFF金利のドットプロット(FOMCメンバーによる金利予想)であるが、将来の金利水準は、インプライドFF金利(FF金利の予測)を織り込む形で、マネーマーケット(短期金融市場)の現在の価格に反映されている。FF金利は現在の5%がピークにようにも思えるが、インフレには未だに「粘着性」があり、米国経済は比較的堅調に推移しているため、FRBは今後もインフレを抑制するための厳しい決断を迫られるだろう。

FOMC ドットプロット 2023年3月22日

出所:連邦準備制度

FF金利の予測

出所:Refinitiv

金利を生まない資産である金の価格に最も影響する指数は、おそらく実質利回りであり、政策金利や米国の実質利回りの上昇時には、金は下落する傾向がある。2022年後半以降の実質利回りは、特段の方向性は持たないままに、1%~1.75%の間で推移したが、最近のFRBのフォワードガイダンスを鑑みると、実質利回りは第2四半期を通して下落基調になる可能性があり、その場合、金相場に対する下落圧力が緩和される。

米10年国債実質利回り

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出所:Refinitiv

現在の相場環境を総括すると、FRBによる利上げサイクルの中で、データにインフレが低下する兆しが見られた場合は特に、金相場が上昇する可能性が一段と高まる。慎重さが必要なこのような時期には、経済データが今後の動向の鍵となるため、ある程度の確実性が見出されるまでは、より広いレンジでの値動きとなる可能性がある。

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