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原油相場乱高下、OPECプラス、IEAの報告、予想下回る経済指標、戦争懸念で

原油相場乱高下、OPECプラス、IEAの報告、予想下回る経済指標、戦争懸念で

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このページの内容

原油、ドル、OPECプラス、IEA、石油市場報告、米PPI、FRB、ポーランド - トーキングポイント

  • 原油相場は、先行き不透明感が高まっている
  • OPECプラスとIEAからの報告は、相場の基本的な原動力をもたらす
  • 米PPIと地政学的リスクが相場の影響を与えている。WTI原油先物は上昇するか?
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今週の原油先物相場はこれまでのところ、業界レポートや経済指標、地政学的リスクのすべてが価格に影響を及ぼし、上下に振れる展開となっている。

まず週初に、石油輸出国機構(OPEC)が2022年の世界石油需要の伸び見通しを再び引き下げたうえ、2023年の見通しも下方修正したため、14日の原油先物は下落した。

続いて、国際エネルギー機関(IEA)が、先進国の石油在庫は2004年以来の低水準にあると発表すると、原油相場は反発の動きを見せた。

IEAはまた、11月の石油市場報告(OMR)で、OPECの石油生産量が依然として日量100万バレル以上、目標値を下回っていることを示した。

その後、10月の米生産者物価指数(PPI)の伸び率は前月比0.2%と、予想・前月の0.4%を下回り、軟調な結果となった。前年同月比の上昇率も8.0%と、予想(8.3%)、前月(8.5%)を共に下回った。

このPPIの数値は、先週の米消費者物価指数(CPI)が予想外に低かったことに続くものである。物価上昇圧力が弱まったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めペースが、これらの経済指標が発表される以前よりも緩やかになるのではという憶測を呼んだ。

FRBが来年の利上げにこれまで予想されていたほど積極的ではないとの見方が広がったことで、世界の成長見通しが従来考えられていたよりも良好であるとの見方につながった。

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この経済指標の発表後、ウクライナとの国境に近いポーランド領内にミサイルが着弾したとの報道が伝わった。このため、ウクライナ戦争が他地域まで拡大し、石油やエネルギー生産全般に影響が出るのではとの見方が強まった。

メディアはロシアを非難しているが、米ホワイトハウスは今のところ、まだ内容を確認していない。ロシア側は関与を否定し、ミサイル着弾は緊張の激化を狙った意図的な挑発であると説明している。

15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)でウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)中心限月12月物は、84.06-88.68ドルのレンジで上下に振れ、清算値(終値に相当)は86.92ドルだった。きょう16日のアジア市場の取引でも、この水準付近で推移している。

ブレント原油先物も同様に激しい値動きとなり、本稿執筆時点では94ドル付近で推移している。

今週これまでのWTI原油先物の動き

資料:TradingView

--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著

マッカーシー氏に連絡するには、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。