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豪ドル上昇、中国のCPI・PPI軟化受け:豪ドル/米ドルは上値追いの展開?

豪ドル上昇、中国のCPI・PPI軟化受け:豪ドル/米ドルは上値追いの展開?

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※2023年5月11日15時39分更新

豪ドル、中国CPI・PPI、豪ドル/米ドル、米ドル、FRB、中国人民銀行、中国国債 - トーキングポイント

  • 豪ドルは、レジスタンスを試しつつ、レンジの上限付近を維持
  • 中国のインフレはここ最近、緩和しており、中国人民銀行の金融政策に影響を与えるかもしれない
  • 米CPIの軟化を受け、米ドルは下落していた。豪ドル/米ドルは高値切り上げの展開となるか?
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中国の4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.1%上昇と、予想(同0.3%上昇)、3月(同0.7%上昇)より伸びが鈍化した。これを受け、オーストラリアドルは強含む場面があった。4月の生産者物価指数(PPI)の下落率は3.6%となり、予想(3.3%)、前月(2.5%)より下落率が拡大した。

これらのインフレ指標を受け、市場では、中国人民銀行(中央銀行)は景気刺激策を前倒しで実施するのではないかという憶測が広がっている。ゼロコロナ政策の終了により往来の再開となったが、中国経済活動の活性化は政府や市場が期待していたほどではないのが現状である。

先週、いくつかの中堅金融機関が預金金利を引き下げたことから、貸出金利も低下するのではとの観測が高まっている。中国人民銀行は、景気回復に火を付けるための利下げを実施する前に、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを実際に停止するかを見極めようとしているかもしれない。

中国国債(CGB)の利回りはカーブ全体で低下している。10年債利回りは11日、昨年11月以来、約半年ぶりに2.7%を下回る場面があった。

中国はオーストラリアから多くを輸入しており、中国の経済刺激策は、すでに記録的な水準にあるオーストラリアの貿易収支をさらに改善させるかもしれない。

中国経済に力強い回復が戻れば、鉄鉱石やなど工業用金属への需要が高まる可能性がある。

10日発表の米インフレ指標も若干緩和されたため、豪ドルの市場センチメントはすでに、FRBはタカ派姿勢を弱めるとの期待によって支えられていた。

4月の米CPI総合指数の伸び率は前年同月比4.9%と、予想(5.0%)をわずかに下回った。これを受け、金利市場ではFRBが今年後半に政策金利を引き下げるとの見方が強まっているようだ。

米国債利回りはカーブ全体で低下し、最も大きく動いたのは1年物から5年物の利回りだった。米ドルはその影響で下落し、きょうまでのところ上値が重い展開が続いている。

世界の2大経済大国である米国と中国の中央銀行がハト派的な姿勢に転じれば、世界経済の成長見通しはある程度、改善されるかもしれない。豪ドルは歴史的に、このような見通しに敏感に反応する。

豪ドル/米ドルは、11週間にわたり0.6565-0.6818のレンジで推移しており、レンジ上限を決定的にブレイクすれば、強気のモメンタムが展開される可能性がある。

豪ドル/米ドル、金、銅、鉄鉱石、米ドル指数

資料:TradingView

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--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著

マッカーシー氏に連絡するには、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。

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