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注目の豪CPI発表を控える中、豪ドル上昇。豪ドル/米ドルの行方は?

注目の豪CPI発表を控える中、豪ドル上昇。豪ドル/米ドルの行方は?

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豪ドル、豪ドル/米ドル、米ドル、FRB、豪中銀、豪CPI、鉄鉱石、金 - トーキングポイント

  • 24日の豪ドル/米ドルは、米ドル安を背景に上昇
  • 市場は25日発表の豪CPIに注目しているが、27日に発表される豪PPIも市場に影響を及ぼすかもしれない
  • 中国は旧正月中だが、コモディティ市場は上昇している。豪ドル/米ドルは高値更新となるか?
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豪ドルは、米ドルが引き続き、幅広い通貨に対して下落圧力にさらされている中、先週付けた5カ月ぶりの高値0.7063に向けて上昇している。

複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官が最近、今後の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で決定される利上げ幅は25ベーシスポイント(bp)が適切だと述べた。

先物・スワップ金利市場は、2月と3月のFOMC会合での引き上げを予想しているが、それ以降はあまり積極的な利上げは想定していない。

このように、さらなる制限的な政策に終止符を打つという認識が、株式相場を押し上げ、米ドルを押し下げたと思われる。

オーストラリア国内では、明日25日に発表される四半期の消費者物価指数(CPI)が、2月7日の会合でオーストラリア準備銀行(中央銀行)が金融政策を決定する際の手がかりとなるとして注目されている。先物市場では、14bpの利上げが織り込まれており、まだ方向性が見えてこない。25bpなのか、「変更なし」なのかが明確になっていない。

ブルームバーグのエコノミスト調査では、豪CPI総合指数は前の期比で1.6%上昇と、前期(1.8%上昇)から低下するが、前年同期比では7.8%上昇と、前年同期(7.6%上昇)からの上振れが予想されている。このズレは、2021年10-12月期の数値が下方修正されたことによるものである。

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豪中銀がインフレ率目標を2-3%にしている点において、CPIが焦点となるが、生産者物価指数(PPI)もこれに影響してくる可能性がある。

豪PPIは今週27日に発表されるが、2022年10-12月期の数値が加速していれば、今期までの豪CPIにとって問題となる可能性がある。農場や工場でコスト上昇に直面している企業には2つの選択肢がある。

コスト増を吸収して収益を圧迫するか、コスト上昇分を消費者に転嫁するかである。失業率が3.5%と数世代前の低水準にとどまっており、利益重視の企業はコスト増を転嫁して利幅を維持しようとするかもしれない。

中国は今週から春節(旧正月)の休暇に入っているが、中国の景気回復期待が引き続き、コモディティ相場を下支えしている。

世界第2位の経済大国である中国がゼロコロナ政策を転換して以来、オーストラリアの輸出品の多くは、価格が顕著に上昇している。この状態が続けば、豪ドル/米ドルが上昇する可能性がある。

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資料:TradingView

--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著

マッカーシー氏に連絡するには、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。

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