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FXテクニカル分析:ユーロ円(EURJPY)

FXテクニカル分析:ユーロ円(EURJPY)

石川順一, IG証券シニアマーケットアナリスト

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ユーロ円のテクニカル分析

・136.70の突破とアセンディングトライアングルの形成

5月12日に132.66レベルまで下落して以降、ユーロ円EURJPY)は緩やかな上昇のトレンドにある。しかし、このトレンドが続くかどうかは、強固なレジスタンスポイントとして意識されている136.70レベルの攻防次第と予想する。

ユーロ円がこのレベルを完全に突破する場合は、単にレジスタンスポイントを突破したというだけでなく、テクニカルの面でさらなる上昇のシグナルとなる「アセンディングトライアングル」を形成したことにもなる。このチャートパターンが確認される場合、ユーロ円の地合いの強さを市場参加者に印象付けよう。ゆえに、もう一段の上値トライが予想される。

実際にユーロ円が136.70以上の攻防へシフトする(アセンディングトライアングルのチャートパターンとなる)場合は、4月28日から5月10日にかけて相場の戻りを抑制した138.00レベルのトライが次の焦点として浮上しよう。テクニカル面ではフィボナッチ・リトレースメント76.4%の水準(138.271)のトライ&ブレイクに注目したい。

ユーロ円のチャート

TradingView 4時間足(先月25日以降)

ユーロ/円 混合
データ提供:
の顧客はネットロングです。 の顧客はネットショートです。
変動 ロング ショート 建玉
日次 -9% 0% -3%
週次 17% -22% -11%
クライアントセンチメント:ユーロ円
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・下値の焦点は50日線の攻防

一方、ユーロ円(EURJPY)が136.70レベルで何度も上値が止められる場合は、反落リスクを意識したい。このケースでの焦点は、50日移動平均線(EMA)の維持である。5月20日以降、50日線はサポートラインとして意識されている。上のチャート(4時間足チャート)の短期サポートラインラインを下方ブレイクする場合は、50日線をトライするシグナルとして想定しておきたい。

ユーロ円が下落しても50日線を維持する場合は、136.70トライの状況が続くだろう。逆に50日線を下抜ける場合は、今年3月の安値124.394を基点とした短期サポートラインをトライする展開を予想する。50日線に加えてこのラインをも下抜ける展開となればユーロ円のトレンド転換シグナルと考え、132円台を視野に下落幅が拡大する展開を警戒したい。

ユーロ円のチャート

TradingView 日足(今年2月中旬以降)

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推薦者: 石川順一

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