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FXテクニカル分析:ポンド円

FXテクニカル分析:ポンド円

石川順一, IG証券シニアマーケットアナリスト

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FXテクニカル分析:ポンド円

・分岐点の164.00レベル

ポンド円GBPJPY)はさらなる上昇か?それとも調整の反落か?の分岐点に差し掛かっている。その水準は「164.00」である。この水準を突破する場合、次の焦点はフィボナッチ・リトレースメント76.4%の水準165.40レベルとなろう。逆に164.00レベルで何度も相場の上昇が止められる場合は、調整の反落を意識したい。

今年の4月以降、グローバル市場はさらに不安定な状況に陥っている。それに連動するように外為市場では円買いの圧力が高まり、ポンド円も155.60レベルまで下落する局面が見られた。この下落の過程で何度か反発する局面は見られたが(4月下旬~5月上旬)、164.00レベルで相場の戻りが止められた。

そして現在、ポンド円は同じ状況に陥っている。先週3日に高値164.10レベルまで上昇する局面が見られたが164円乗せには失敗。日足ローソク足は「トウバ」で引けた。高値圏でのトウバの示現は、164.00レベル以上からのポンド買いについて、市場参加者が迷っていることを示唆するシグナルとなり得る。ドル円が131円トライに失敗している状況も考えるならば、目先のポンド円は、調整の反落相場を警戒したい。

ポンド円のチャート:レジスタンス

TradingView 日足(今年4月以降)

英ポンド/円 弱気
データ提供:
の顧客はネットロングです。 の顧客はネットショートです。
変動 ロング ショート 建玉
日次 1% -3% -1%
週次 13% -31% -17%
クライアントセンチメント:ポンド円
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・162円レベル、21日線そして短期サポートライン

週明けのポンド円GBPJPY)は調整の反落ムードにある。だが現在の水準は、レジスタンスポイントからサポートポイントへ転換している162円以上にある。この水準は直近高安の23.6%戻しにあたる。ポンド円が反落基調へ転じる場合、まずは162円台の維持が焦点となろう。

反落基調が続きポンド円が162円以下の攻防へシフトしても、21日移動平均線(EMA)と短期サポートライン(今日現在160.82レベル)が控えている。これらテクニカルのラインは、5月中旬から始まった現在の上昇トレンドをサポートしてきた経緯がある。よって、2つのテクニカルラインを完全に下方ブレイクしない限り、ポンド円の下落は「調整の反落」と想定しておきたい。

なお、MACDはポンド円の地合いの強さを示唆している。上で指摘したテクニカルラインをトライ&ブレイクする局面でデッドクロスが示現するかどうか?有力なトレンド転換のシグナルとしてこの点もチェックしておきたい。

ポンド円のチャート:サポート

TradingView 日足(今年4月以降)

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