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原油価格見通し:しばし冬眠、、、希望の光

原油価格見通し:しばし冬眠、、、希望の光

Tetsuya Kimata, ストラテジスト

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このページの内容

※2023年4月25日13時20分更新。

原油価格、日銀、FRB、ECB、金融政策決定会合―トーキングポイント

  • 日米欧の中央銀行が金融政策決定会合を開催
  • 金融政策に対する不透明感高い
  • 中国リオープンや原油のポジション動向はプラスも、テクニカル面や決定会合を控えた不透明感を考慮し、原油価格は中立
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中銀会合控え不透明感高い

中国の経済再開(リオープン)が進展しているものの、欧米を中心とした世界景気の減速懸念や各国中央銀行による金融引き締め懸念等を背景に原油価格が下落している。金融引き締めは景気下押し圧力となり、原油に対する需要を減少させる可能性がある。一時、原油価格(WTI)は水平レジスタンスである1バレル当たり82.70ドルを巡る攻防を続けていたが、現在は79ドル近辺で推移している。世界的な景気減速懸念が高まっているものの、21日金曜日には欧米等で景気先行指標である購買担当者景気指数(PMI)が公表され、景気が依然として底堅く推移していることが示唆された。

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資料:BloombergよりDailyFXが作成。50を上回ると景気が拡大していることを示唆。

今週・来週にかけて日米欧の中央銀行にて金融政策決定会合が開催される。日本銀行は現状維持、FRB(米連邦準備制度理事会)及びECB(欧州中央銀行)は利上げを実施することが見込まれている。金融引き締めの継続、今後の一段の金融引き締めが示唆された場合、世界景気の悪化懸念、原油需要の減速懸念から原油価格の下押し圧力になる可能性がある。一方、利上げ打ち止めが示された場合、原油価格の上昇圧力となる可能性がある。

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資料:BloombergよりDailyFXが作成

米国エネルギー省のグランホルム長官は、大幅に減少した米国の戦略的石油備蓄(SPR)を補充するのに望ましい原油価格の水準は67ドルから72ドルの間、あるいは70ドル以下での推移が長く続くと考えられる時と述べている。現在の備蓄量は、大幅に減少した水準が継続しており、減少した在庫を補充するための介入は行われていないことが確認できる。原油価格が70ドル以下まで低下した際には、SPRの補充のための米国政府からの原油購入の思惑が高まり、強固なレジスタンスとして機能することが期待される。

米国の原油在庫(SPR)の週足チャート

Chart, line chart  Description automatically generated

資料:EIA

原油先物市場の投機筋によるネットロングのポジションは2016年来の低い水準である。ロングポジションが極端な場合、ポジション解消に伴い、原油価格に下落圧力となる。逆にショートポジションが極端な場合、ポジション解消に伴い、原油価格に上昇圧力となる。また、現在はロングポジションが歴史的に低い水準であり、投機筋がロングポジションを積み増す余地がある。ロングポジションの積み増しは原油価格の上昇圧力となる。

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資料:BloombergよりDailyFX.comが作成

また、IGグループのプラットフォーム上で実際に行われた取引データに基づいたセンチメント指標であるIG顧客センチメント(IGCS)によると、原油を取引する個人トレーダーの半分以上がネットロング(原油を買い持ち)である。IGCSは逆張りの指標として機能する傾向がある。半分以上のトレーダーがネットロングであるものの、過去と比較するとネットロングの割合は低く、原油を弱気に見ているトレーダーが過去と比較して多いことを意味しており、今後原油価格が上昇する可能性を示唆しているかもしれない。

原油 – 米国原油 クライアントのポジション動向

資料:IG顧客センチメントより抜粋

ただし、日足チャートを確認すると、MACD(移動平均収束拡散手法)ラインがシグナルラインを下抜けており、下落トレンドを示唆している。移動平均線の傾きはまちまちであり、明確なトレンドを示していない。また、中国リオープン進展は原油価格の上昇圧力となるものの、日米欧の主要中銀の金融政策決定会合を控える中、今後の金融政策に対する不確実性は高く、原油価格に対する見通しを中立とする。

原油価格日足チャート

Chart  Description automatically generated

資料:Trading View

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-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

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