メイン コンテンツへスキップ

本ウェブサイトは、お客様に最高のブラウジング体験をしていただくためにさまざまなクッキー(Cookies)を使用しています。本ウェブサイトを引き続き利用されることにより、クッキー(Cookies)の利用に同意したものとみなされます。
クッキー(Cookies)ポリシーの詳細については、こちらまたはサイト下部にあるリンクをご確認ください。最新のプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。

無料トレードガイド
購読する
Please try again
Select

ライブウェビナーイベント

0

経済指標カレンダー・イベント

0

通知を受け取る

ライブウェビナーイベント
経済指標カレンダー・イベント

もっと見る もっと見る
NYダウとS&P 500の見通し:企業収益VSモメンタム

NYダウとS&P 500の見通し:企業収益VSモメンタム

共有する:

このページの内容

※2023年4月19日15時48分更新

S&P 500、NYダウ – 米国株見通し

  • 業績予想の下方修正が続いている
  • しかし、NYダウとS&P 500の上昇モメンタムはここ数週間、改善している
  • 両株価指数の見通しとは?
初心者のためのオプション取引
初心者のためのオプション取引
推薦者: Manish Jaradi
初心者のためのオプション取引
ガイドを入手

企業の決算発表シーズンとなり、業績の下方修正が相次ぐ中、米国株の上昇モメンタムは回復している。企業決算が株高に水を差すのだろうか?

景気後退リスクを背景に、アナリストは2023年と2024年の一株当たり利益(EPS)予想を下方修正し続けており、2023年のコンセンサスEPS予想は現在、2022年半ばから10%超低い水準となっている。S&P 500種株価指数を構成している銘柄企業の2023年1-3月期は前年同期比6.5%の減益になると報告されており、これは2020年4-6月期以来最大の減益幅となる。

しかし、S&P 500種指数の構成銘柄企業は過去40四半期のうち37四半期において、実際の利益成長率が利益成長率予想を上回っている。さらに、金融プロフェッショナル向けにソリューションを提供するファクトセットによると、指数を構成する銘柄企業が発表した実際の利益は、過去10年平均で見ると利益予想を6.4%上回っているという。

S&P 500 週足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:Tradingview

これまでのところ、報告された今年1-3月期の業績はさえない予想となっているが、90%の企業がEPS予想を上回り、73%が売上高を上回った。そのため、報告期間の第1週目におけるポジティブ・サプライズとしては2012年以来の最高水準になっているという。

NYダウ 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:Tradingview

銀行セクターの懸念が薄れ、米国の景気後退は緩やかであるとの期待から、リスク選好度が3月の低水準から安定したため、ここ数週間、マーケット・ブレドスおよびモメンタムの指標は改善している。今年に入ってから15週中11週で投資家は米国株を売り越しているうえ、個人投資家の資金配分が高いこともあり、実際の企業収益が予想収益を上回るトレンドが維持されれば、米国株は上昇の余地がありそうだ。

マーケット・ブレドス指標を見ると、S&P 500種指数の構成銘柄のうち、61%が200日移動平均線を、70%が10日移動平均線をそれぞれ上回っており、その後の反発が広範囲に及んでいることを示している。このように、幅広い銘柄が堅調に推移している傾向は、トレンドが持続する可能性を高めている。

S&P 500 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:Tradingview

S&P 500:強気な局面

トレンドの観点からは、S&P 500種指数は強気な局面にある。筆者が1月に初めて注目したトレンド/モメンタム指標に基づく色分けされたチャートをご参照ください。

S&P 500種指数のモメンタムは、ここ数カ月で強気に改善した。指数は現在、2月の高値4,195の重要なレジスタンスを試している。この上方ブレイクが確認されれば、昨年8月の高値4,325に向けて上昇しそうだ。

NYダウ 週足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:Tradingview

NYダウ: 重要なレジスタンスを試す展開

テクニカルチャートでは、昨年の指数低下にもかかわらず、ダウ平均株30種平均の大局的なトレンドは強気である。指数が2020年の高値29,570と重なる200週移動平均線という主要なサポートを維持しているためである。昨年10月からのV字型反発は、数カ月にわたる下降圧力が鈍化していることを示している。

とはいえ、指数は昨年8月からの水平ラインという主要なレジスタンス(34,300付近)に上値を抑えられる状態が続いている。下降圧力を後退させるためには、指数がこのバリアを上方ブレイクする必要がある。下降局面では、3月の安値31,430を割り込めば、2022年の安値28,715に向けて下降するリスクが高まるだろう。

--- DailyFX.com ストラテジスト マニッシュ・ジャラディ著

ジャラディ氏に連絡するには、Twitterで @JaradiManish までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。