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豪ドル軟調、予想外に弱い豪雇用統計が重しに。豪ドル/米ドル の次なる動きとは?

豪ドル軟調、予想外に弱い豪雇用統計が重しに。豪ドル/米ドル の次なる動きとは?

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このページの内容

※2023年2月16日午後14時41分更新

豪ドル/米ドル見通し

  • 豪ドル/米ドルの長期トレンドは上向きを維持
  • 直近では、相対的な豪経済成長の下振れが豪ドル/米ドルの重しになっている
  • 豪ドル/米ドルの長期的な上昇トレンドを脅かす可能性のある水準とは?
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推薦者: Manish Jaradi
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豪ドル/米ドルのテクニカル分析見通し - 強気

このところ豪ドルが米ドルに対して下落したのは、両国の経済成長見通しの相違を反映したためと言える。今朝(16日)発表されたオーストラリアの雇用統計が弱い内容となったことを受けた豪ドルの下落も例外ではない。1月の豪雇用者数は2カ月連続で減少し、失業率は3.7%と、昨年5月以来の高水準となった。前月は5.0%だった。

豪ドル/米ドルは、今月初めの水準から4%近く下落したが、「びっくり指数(ESI)」に反映されているように、オーストラリア経済の相対的なパフォーマンスの低さが価格下落を促したようだ。ESIは経済指標の発表値と事前の市場予想との格差の度合いを指数化したもの。オーストラリアのESIは2020年の低水準付近で低迷している一方、米国のESIは10カ月ぶりの高水準にある。最近発表された米国の経済指標が予想を上回ったことで、2023年の米国経済成長率のコンセンサス予想がわずかに上方修正された。これとは対照的に、今年の豪州経済成長見通しは引き続き、下方修正されている。

豪ドル/米ドル 対 米国ESIと相対比較した豪州ESIの推移

資料:ブルームバーグ

重要なのは、最近の驚くほど強い米国の経済指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了がまだ先になるとの見方が強まる中、オーストラリアの経済指標は低調だったため、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)がいつまでタカ派姿勢を続けられるかという点だ。中国経済再開に対する楽観的な見方とコモディティ価格の上昇は豪ドルを支えている。だが、中国の観光業における消費回復が個人消費の増加につながるか、あるいはコモディティを含む広範な需要の回復につながるかはまだ不透明である。この関連で言えば、工業製品価格は1月下旬以降、軟調に推移している。

豪ドル/米ドル 日足チャート

資料:TradingView

日足チャートを見ると、豪ドル/米ドルは重要なサポートである0.6900付近の昨年12月中旬から続く水平ラインに接近している。これを下方ブレイクすると、4カ月にわたった押し上げ圧力が弱まったことが確認され、一目均衡表の雲の下端付近に位置する昨年12月の安値0.6625に向かって下落するリスクが出てくる。豪ドル/米ドルが0.6625を上回って推移している間は、長期上昇トレンドが反転する可能性は低いだろう。

豪ドル/米ドル 週足チャート

資料:TradingView

前回の記事では、豪ドル/米ドルが200週移動平均線、89週移動平均線、昨年8月高値0.7135が重なる主要な天井に直面した後、小幅反落するリスクがあると指摘した。今のところ、日足チャートでは、豪ドル/米ドルは強気を維持しているが、0.6900を決定的に割り込んだ場合は中立に転換する可能性がある。

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--- DailyFX.com ストラテジスト マニッシュ・ジャラディ著

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