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USD/JPY・EUR/USD見通し:中銀戦国時代が始まる

USD/JPY・EUR/USD見通し:中銀戦国時代が始まる

Tetsuya Kimata, CFA, ストラテジスト

※2023年4月26日14時10分更新。

金融不安、金融政策、日本銀行、FRB、ECB、ドル円、ユーロドル―トーキングポイント

  • 金融不安も燻る中、日銀会合は据え置きを見込む
  • 米国金利上昇、ドイツ金利低下の可能性
  • 米ドル高円安、ユーロ米ドル高を見込む

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ドル円:金融政策の乖離が意識されドル高円安へ

米銀ファースト・リパブリックは1-3月期決算を発表し、預金が想定以上に減少していたことが明らかになった。同行は人員削減やバランスシート縮小等の戦略的選択肢を検討しているが、金融不安が完全には払しょくしていないことを示す決算内容であった。

日本のインフレ率が21日金曜日に発表。コアインフレでは鈍化が見られなかったものの、ヘッドラインインフレでは小幅鈍化が確認された(コアコアインフレ率(食料品・エネルギー除くインフレ率)は加速)。植田日本銀行総裁は現行の金融政策に対する副作用を懸念しており、近い将来に副作用対策を目的として金融政策修正を行う可能性は十分にある。一方で、日銀総裁就任記者会見にて現行の金融緩和策は適切との発言もしている。金融不安も依然として燻る中、金融政策の修正を実施する場合、今週27、28日の総裁就任後初めての会合ではなく、次回以降の会合の可能性が高いと予想する。加えて、21日のインフレ率の結果は、ヘッドラインインフレは鈍化を示し、今月の会合で早急に金融政策を実施する必要はないことを示唆した。

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資料:Trading Economics

一部では4月会合にてイールドカーブコントロール政策(YCC)政策の修正を行うとの懸念が燻っており、日銀が金融政策の現状維持を決定した場合、円高リスクが後退、円キャリー取引を促す可能性があり、円安要因となることを見込む。5月ゴールデンウィーク中に米国FOMC(米連邦公開市場委員会)、欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される。金融市場ではFRB、ECBによる利上げが予想されているが、FRBは年末にかけての利下げが予想されている。米国の景気は依然として底堅く推移している(アトランタ連銀GDPナウ参照)。また、堅調な労働市場を背景に基調的なインフレ圧力を示すコアインフレ率は高止まりしている(クリーンブランド連銀CPIナウ参照)。

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資料:BloombergよりDailyFX.comが作成

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資料:BloombergよりDailyFX.comが作成

次回5月3日のFOMCまでFRB高官による発言は禁止の期間(ブラックアウト期間)であるが、5月FOMCに向けて堅調な景気・労働市場を背景に年末にかけての利下げ織り込みが剥落、米金利上昇に伴い米ドル高円安の進展を見込む。

米ドル円と日米金利差

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資料:Trading View

ユーロドル:ユーロ安米ドル高

欧州中央銀行(ECB)は高インフレを背景に今後も金融引き締めを継続することが見込まれている。

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資料:Trading Economics

一方、市場予想に対してインフレ統計が上ぶれたのか下ぶれたのかを示すユーロ圏インフレサプライズ指数は、一時に比べ低下しているものの、依然として大幅なプラスの領域にある。プラスの領域にあることは、市場予想に対してインフレが上振れていることを示す。逆に、インフレの上振れが続いていることからユーロ圏のインフレに対する期待値が高くなっていることを示唆しており、期待値が高すぎる結果、今後市場予想を下回るインフレ統計が公表される可能性がある。インフレサプライズ指数は市場予想を上ぶれるプラスの領域を記録後、市場予想を下振れるマイナスの領域に突入することを繰り返してきた。

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資料:BloombergよりDailyFX.comが作成

ユーロ圏のインフレ指標が予想外に鈍化した場合、現在金融市場で織り込まれているECBの利上げ織り込みが剥落することが見込まれる。ECB高官もインフレが現在ピークである可能性に言及している。ECBは主要中銀の中で今後最も金融引き締めを継続することが予想されている。5月ECB理事会では利上げが決定されるものの、先行きの利上げ期待を牽制するような金融政策スタンスが示される可能性がある。ECBによる利上げ織り込みの剥落、FRBによる年末にかけての利下げ織り込みの剥落は、米独金利差(金融政策スタンスの乖離)縮小(米金利上昇、独金利低下)に寄与し、ユーロ安米ドル高が進展することを見込む。

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資料:BloombergよりDailyFX.comが作成

ユーロドルと米独金利差(ドイツ2年債利回り―米国2年債利回り)

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資料:Trading View

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-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

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