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ダウ平均株価とナスダックのトレード|2023年第1四半期の注目のトレード機会

ダウ平均株価とナスダックのトレード|2023年第1四半期の注目のトレード機会

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今期注目のトレード機会
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推薦者: Daniel McCarthy
2024年第1四半期 注目のトレード機会
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ダウ平均株価とナスダックのトレード:インデックス内の格差が再び拡大する可能性

ダウ平均株価とナスダック株価指数は10月の安値からまともに上昇したが、2022年は大幅な下落に終わった。2020年のパンデミックに対して、世界各国の政府や中央銀行が発表した景気刺激策は前例のないものだ。このような経済誘導の裏返しとして、こうした措置を長く放置するとインフレになる危険性がある。

2022年2月に米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ問題を認めると、金融条件は大幅に引き締まり、年末までその傾向が続いた。この金融環境の緩みと引き締めの影響を図で表すと、以下のようになる。図は金融機関のFRBへの預金を示している。超低金利の財政・金融政策によって生み出された当初の過剰な資本は、行き場を失うことになった。これは、金融システム内の流動性の変化を示す便利な指標となり得る。ナスダックとこの指標を対応させると、現在までにかなり強い正の相関があることがわかる。ただし、過去の実績は将来の結果を示唆するものではない。

ナスダックに対するFRBの保有流動性

TradingViewでチャート作成:ダニエル・マッカーシー

FRBは、インフレを抑制するために金融を引き締める意向を明らかにした。現在のインフレ率は目標の2%程度ではなく、7.1%となっている。負債と新たな資本調達に依存する企業は、過剰流動性の環境下で業績を伸ばした。このような企業は、金融情勢が収縮しているときには、借入や自己資本の調達が困難になる可能性がある。技術系企業の多くがこれに該当するかもしれない。もちろん、メガキャップ(時価総額が極めて大きい銘柄)のハイテク企業には、このような問題はない。ダウ平均株価とナスダックの両方にそのような企業が7社含まれる。ナスダック100には、さらにバランスシートの小さい企業が93社ある。

ダウ平均株価には、このほか、ヘルスケア、金融、工業、エネルギー、一般消費財、素材、通信サービスなど、バランスシートの大きな企業が23社ある。これらのセクターの中には、景気減速の影響を受けるものもあるが、メガキャップのハイテク企業と同様に、一般的に強固なバランスシートを有している。ナスダック(NDX)は、金融環境の引き締めが続く中、脆弱性を維持する可能性がある。ダウ工業株30種平均(DJIA)は、テクノロジー関連銘柄の多いナスダックほど影響を受けないかもしれない。

もしそうであれば、DJIAロング/NDXショート相対的な価格を使ったトレードは、この考えを最もよく表していると言えるだろう。DJIAをNDXで割った比率は、この記事の執筆時点で2.88となっている。パンデミック時には、2021年11月に過去最低の2.14をつけたこともある。この比率はすでに大きく上昇しているが、長期平均の5.31(1995-2022年)にはまだ遠く及ばない。パンデミック前の3年平均は3.6(2017年~2020年)であった。

長期的なDJIA/NDXレシオ

ブルームバーグでチャート作成:ダニエル・マッカーシー

FRBはインフレ抑制のために当面厳しい金融環境が必要であると明言しているが、この見通しに重大な変更があれば、このポジションの見通しは損なわれる。

DJIA/NDXレシオの3年チャート

TradingViewでチャート作成:ダニエル・マッカーシー

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