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カナダ中銀による金融政策決定を控えたカナダドルの見通し

カナダ中銀による金融政策決定を控えたカナダドルの見通し

木全哲也, ストラテジスト

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このページの内容

米ドル/カナダドルの見通し - 金融政策決定会合を控えて

  • 8日にカナダ中銀による金融政策決定会合が開催、政策金利の据え置きが予想されている
  • 1月の会合時に示した政策金利を当面据え置くとの姿勢に変化が見られるか注目
  • カナダドル/米ドルの見通しは?
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推薦者: 木全哲也
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カナダ中銀の利上げ停止スタンスに変化が見られるか?

7日のパウエル米FRB議長の米連邦議会(上院)における証言では、利上げペースを加速する用意がある、インフレの軟化傾向が従来の想定を上回っている旨の内容であったことから、8日13時時点で米ドルは対円、対カナダドルで上昇している。本日もパウエル議長による下院での議会証言があるものの、上院での議会証言により一段の金融引き締め姿勢が示されたことから、為替市場の大きな材料にはならないだろう。

8日から9日にかけてのカナダドルの値動きは、カナダ中銀による金融政策決定会合に対する思惑が重要となるだろう。市場では、政策金利が4.50%に据え置かれることが予想されている。カナダ中銀は、1月会合にて、累積的な利上げの効果の評価が行われる間、政策金利は現在の水準で据え置くと表明、事実上の利上げ停止を示した。一方、1月会合以降、米国ではインフレ圧力が依然として根強いこと等を背景に、FRBによる一段の金融引き締めが織り込まれている。カナダでも直近の雇用者数が市場予想を大幅に上回ったほか、カナダ中銀のマックレム総裁は、2月の議会証言で、一段の利上げが必要になる可能性について言及しており、カナダ中銀の利上げ停止スタンスに変化が見られる可能性がある。

カナダ雇用者数変化(前月比)

image1.png

チャート作成:DailyFX Japan、資料:Bloomberg

米ドル/カナダドルの予想される値動き

主要中央銀行が利上げ、一段の金融引き締めを模索する中、本日の会合でカナダ中銀の利上げ停止スタンスに変化が見られない場合、カナダドルが下落する可能性があろう。一方、政策金利の据え置きが大方の予想の中、声明にて利上げスタンスへの回帰が示された場合、カナダドルが上昇する展開が予想される。

カナダと米国の中央銀行の金融政策スタンスの違いを受け、1月会合以降カナダドル安(米ドル高)が進展している。本日のカナダ中銀の会合にて、引き続き利上げ停止の継続が示された場合、一段のカナダドル安が進展、米ドル/カナダドルは、2022年11月上旬の1.3808、10月下旬の1.3854が視野にはいろう。これらが突破された場合、過去1年の高値(米ドル高カナダドル安)である1.3978までカナダドル安が進展する可能性が開かれる。一方、利上げスタンスへの回帰が示された場合、カナダドル高が進展、米ドル/カナダドルは2月下旬以降の手強いレジスタンスとなっている1.360、更には20日移動平均線である1.35302への上昇が視野に入ろう。

米ドル/カナダドルの日足チャート

Chart  Description automatically generated

資料:Trading View

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--- DailyFX Japan著

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