※2023年4月18日13時15分更新。
米国株、日本株、NASDAQ、ナスダック、S&P500、NYダウ―トーキングポイント
- 米株はゴールデンクロスが成立、一段の上昇が見込まれる
- 米株の上昇は日本株をサポート
- 日経平均株価先物は2022年来の29,000円台、更に30,000円が視野



テクニカル面は米株上昇を示唆
日本経済は米国経済の動向に強く影響を受ける。経済状況同様、日本株も米国株式の影響を受ける傾向がある。米国株式が上昇する場合は日本株も上昇する傾向があり、逆に米国株式が下落する場合は日本株も下落する傾向がある。
NYダウの日足チャートを確認すると、75日移動平均線が200日移動平均線を上抜けるゴールデンクロス(強気のシグナル)が成立している。過去はゴールデンクロスが成立した後は米国株は大きく上昇してきた。
NYダウ日足チャート

資料:Trading Viewより作成
NYダウのみならず、S&P500指数及びNASDAQ指数もゴールデンクロスが成立しており、米国株式市場に対する強気シグナルが確認できる。
S&P500日足チャート

資料:Trading Viewより作成
NASDAQ指数(CFD)日足チャート

資料:Trading Viewより作成
テクニカル面から米国株の上昇に伴い日本株の上昇が見込まれる。また、日経平均株価の長期トレンドを月足で確認すると、5、10、20、30年移動平均線が上向きかつ、上から順に並ぶ強気の「パーフェクトオーダー」が成立している。また、日経平均株価先物は強固な水平レジスタンスであった28,300円を突破、年初来高値を一時更新した。上昇トレンドが鮮明化しており、2022年来の29,000円台、そして30,000円台が視野に入る。
日経平均株価月足チャート

資料:Trading View
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-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著