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米ドル/円の相場見通し:8月高値を試す展開へ

米ドル/円の相場見通し:8月高値を試す展開へ

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円相場 - トーキングポイント

米ドル/円相場は、今週初めから高値圏での高値・安値の更新が続いており、月間安値(130.39)に肉薄する場面で基調が反転したように見える。今後数日間は上昇が続きそうで、月間高値(135.58)を試す展開が視野に入ってきた。

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米ドル/円の相場見通し:8月高値を試す展開へ

米ドルは円に対し、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録発表後に下落した分を取り戻そうとしており、米国債利回りの再上昇を反映した動きのように見える。右肩上がりの50日単純移動平均線(SMA、135.38)を上回ることができれば、同線に沿うように上昇が続く可能性がある。

ジェローム・パウエル議長らは「今のまま利上げを継続し、政策金利をその水準でしばらく維持することが適切であると見ている」。日銀と米連邦準備制度理事会(FRB)による日米金利差が、米ドル/円の上昇基調を維持しているように思われる。「FOMC参加者が、雇用の最大化と物価安定を目標とする委員会の任務を果たすために、金融引き締め政策を打ち出すことが必要だと判断した 」ように、FOMCは今後数カ月にわたり、タカ派的な姿勢を示すフォワードガイダンスを継続する可能性がある。

9月21日に開催される次回の金融政策決定会合でFRBは経済予測(SEP)を更新する予定だが、その結果として、米政策金利はさらに引き上がると予測するFRB高官が増えている可能性がある。しかし、FOMCは「累積的な(金融引き締めの)効果が経済とインフレにどのように影響しているかを評価しつつ、利上げペースを緩めることが適切になりそうだ」とも認識しており、インフレに対抗するための政策スタンスを調整する可能性はある。

それまでは、米ドル/円は年初来高値(139.39)からの下落分を戻し続ける可能性があり、月間高値(135.58)を試す展開は目前に迫っている。米ドル/円のトレーダーは今年の大半の期間、ネットショート(米ドルを売り持ち)しているため、センチメントは現状のまま維持されるように見える。

IGクライアントセンティメントによると、米ドル/円トレーダーの31.52%が現在、ネットロング(米ドルを買い持ち)しており、ショートとロングの比率は2.17対1となっている。

ネットロングのトレーダー数は昨日より8.91%減少、先週より13.34%減少している。一方、ネットショートのトレーダー数は昨日より9.34%増加、先週より23.57%増加している。ネットロングのポジションは、米ドル/円相場が週間高値を更新する中、減少した。一方、先週37.61%のトレーダーがネットロングしていたことを鑑みると、ネットショート・ポジションの増加は、群集行動を加速させたようだ。

とはいえ、今週初めから高値圏で高値・安値を切り上げており、最近の値動きは、米ドル/円相場がさらに上昇する可能性を高めている。50日単純移動平均線(SMA 、135.38)を上回って推移するようであれば、移動平均線に沿うように上昇を継続する可能性がある。

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米ドル/円 日足チャート

Image of USD/JPY rate daily chart

資料:Trading View

  • 米ドル/円相場は、132.20(リトレースメント78.6%)から133.20(エクスパンション38.2%)付近にフィボナッチが重なるエリアを下回る水準で終値がなかなか付けられないが、月間安値(130.39)に肉薄した場面で基調が反転したように見える。今週前半から高値圏で高値・安値を切り上げる動きが続いており、月間高値(135.58)を試す展開は目前に迫っている
  • 137.40(エクスパンション61.8%)から137.80(同361.8%)にかけてのエリアを視野に入れるためには、135.30(同50%)を上回る水準で終値を付ける必要がある。50日SMA(135.38)を上回って推移するようであれば、移動平均線に平行する形で上昇を継続する可能性がある
  • 年初来高値(139.39)を上抜けると、1998年9月高値(139.91)を再び試す展開となる可能性があり、次の注目エリアは140.30(エクスパンション78.6%)付近となるだろう
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--- DailyFX.com 為替ストラテジスト デイビッド・ソン著

ソン氏に連絡するには、Twitter で@DavidJSongまでお願いいたします。

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