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ドル/円は回復の兆し、米利上げ控え

ドル/円は回復の兆し、米利上げ控え

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円相場 - トーキングポイント

ドル/円は、米国債利回りが年初来高値を更新する中、週明けから上昇が続いている。米連邦準備制度理事会(FRB)は21日に75ベーシスポイント(bp)の追加利上げを実施すると見られており、ドルは円に対し、年初来高値(144.99)から下落した分を取り戻す動きとなりそうだ。

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米利上げ控え、ドル/円は回復の兆し

ドル/円は、RSI(相対力指数)が買われ過ぎの領域から後退し、狭いレンジにとどまっているように見えるが、日銀が大規模金融緩和を維持する一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)が21日の会合で利上げを実施すれば、ドル/円はブレイクアウトする可能性がある。

75pの利上げのみならず、FOMC会合でFRBがタカ派的な姿勢を示せば、ドル/円は最近の回復基調を維持することになりそうだ。また、FOMC参加者の経済・金利見通し(SEP)でジェローム・パウエル議長らが、さらなる利上げに意欲的な姿勢を見せれば、今後のドル/円相場に対する強気な見通しを後押しするかもしれない。

日米で金融政策の方向性が異なるため、FOMCが金融引き締め政策を追求すれば、ドル/円は上昇し続ける可能性がある。トレーダーは、2022年の大半をネットショート(ドルを売り持ち)しているため、センチメントは従来から変化がなさそうである。

IGクライアントセンチメントによると、ドル/円トレーダーの28.21%が現在、ネットロング(ドルを買い持ち)しており、ショートとロングの比率は2.55対1となっている。

ネットロングのトレーダー数は昨日より6.80%、先週より30.45%増加している。一方、ネットショートのトレーダー数は昨日より0.57%少なく、先週より1.91%多い。先週は、ドル/円をネットロングしていたトレーダーは26.55%しかいなかったため、ネットロングが増加したことで群集行動が緩和された。ネットショートは、ドル/円が月間レンジ内にとどまっていた局面で、わずかながらに増えた。

とはいえ、ドル/円は、FOMCでタカ派的な利上げが実施されれば、年初来高値(144.99)からの下落分を戻し続ける可能性があり、相対力指数(RSI)が70を超えてくれば、今月初旬に見られた値動きのように、短期的な上昇につながる公算が大きいと考えられる。

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ドル/円 日足チャート

資料:Trading View

  • ドル/円は、月間高値(144.99)を突破できず、狭いレンジにとどまっているようだ。小動きが続く中、相対力指数(RSI)は買われ過ぎの領域から後退
  • 141.70(エクスパンション161.8%)を割り込んだ場合、ドル/円は下げ幅を拡大する可能性が高まり、さらに140.30 (同78.6% )エリアを下回ると、月間安値(138.84)が視野に入ってくる
  • 一方、143.00(エクスパンション4.236%)を上回る水準で再び取引されると、高値と安値を切り上げる動きが続く可能性がある。144.10(同100%)のエリアを終値で上抜けすると、年初来高値(144.99)が再び視野に入りそうだ
  • 上昇局面で次に注目されるエリアは、1998年8月高値(147.67)付近で、150.00(リトレースメント38.2%)を終値で上抜けると、1990年8月高値(151.65)が意識されるだろう

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--- DailyFX.com 為替ストラテジスト デイビッド・ソン著

ソン氏に連絡するには、Twitter で@DavidJSongまでお願いいたします。

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