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ドル/円は年初来高値に接近、米PCEが下支え要因か

ドル/円は年初来高値に接近、米PCEが下支え要因か

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円相場 - トーキングポイント

米国債利回りが上昇する中、ドル/円は年初来高値(145.90)に接近している。30日に発表される8月の米個人消費支出(PCE)は引き続き、インフレ率の高止まりを示すと見られており、ドル/円を下支えする可能性がある。

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ドル/円は年初来高値に接近、米PCEが下支え要因か

日本政府・日銀は先週22日、1998年以来24年ぶりに円買い介入に踏み切ったが、ドル/円相場は、先週の安値(140.35)から切り返し、その後上げ幅を拡大している。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締め策を継続する中、為替市場における日本政府の円買い介入効果は引き続き限定的だろう。

FRBがインフレ指標として重要視する最新8月の米コアPCEは、前年同月比4.7%上昇と、7月(同4.6%上昇)から小幅ながら伸びが拡大すると予想されており、ドル/円の最近の上昇を後押しするかもしれない。米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の経済・金利見通し(SEP)では、FRBのより積極的な利上げ姿勢が示されていることもあり、物価の高止まりが明らかになれば、FOMCはインフレ抑制対策の継続に何ら疑問を持たないだろう。

日銀は金融緩和度合いを緩めることに消極的なことも、ドルが円に対して上昇し続ける要因となりそうだ。ドル/円のトレーダーは2022年の大半でネットショート(ドルを売り持ち)しており、トレーダーのセンチメントに変わりはなさそうだ。

IGクライアントセンチメントによると、現在ドル/円をネットロングしているトレーダーは24.32%のみで、トレーダーのショートとロングの比率は3.11対1となっている。

ネットロングのトレーダー数は昨日より1.28%少なく、先週より18.44%少ない。一方、ネットショートのトレーダー数は昨日より5.34%多く、先週より0.26%少なくなっている。ネットロングポジションの減少は、ドル/円が年初来高値(145.90)に近づく中で起こった。先週は28.21%のトレーダーがネットロングしており、ネットショートポジションの減少は、群集行動にほとんど影響を与えなかった。

米コアPCEが上昇すれば、75ベーシスポイントの追加利上げ観測が高まるため、ドル/円相場は強気な反応を示す可能性がある。とはいえ、RSI(相対力指数)を見てみると、最近の相場上昇をもってしても、買われ過ぎの領域に入らず、相場の動きからはやや逸脱しているように見える。

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ドル/円 日足チャート

資料:Trading View

  • ドル/円は、144.10(エクスパンション100%)付近で上昇に転じ、年初来高値(145.90)を試す展開となっているように見える。上昇している50日単純移動平均線(SMA、138.51)に追従しているように見え、1998年8月の高値(147.67)付近が次のレジスタンスとして意識されよう
  • しかし、RSI(相対力指数)は買われ過ぎの領域までなかなか上昇せず、相場とは動きが乖離しているように見える。RSIが70%以下である限り、ドル/円は月間レンジ内にとどまる可能性がある
  • 144.10(エクスパンション100%)エリアを上回る水準を維持できない場合は、143.00(同4.236%)に向かって押し戻される可能性がある。141.70(同161.8%)を終値で割り込むと、先週の安値(140.35)水準にほぼ一致する140.30(同78.6%)エリアが再び視野に入るだろう

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--- DailyFX.com 為替ストラテジスト デイビッド・ソン著

ソン氏に連絡するには、Twitter で@DavidJSongまでお願いいたします。

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