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ウクライナ戦争、FOMC、WTO会合により、米ドルの見通しは強気に

ウクライナ戦争、FOMC、WTO会合により、米ドルの見通しは強気に

DailyFX, Research
このページの内容

米ドル、WTO、FOMC政策金利発表、ウクライナ戦争に関する要点

  • フランス総選挙の結果が与える影響とは。ロシア・ウクライナ戦争は重要な展開に
  • FOMCでの政策金利発表、インフレデータ発表後のFRBの政策が米ドルの強さを後押しする可能性がある
  • 米ドルは金利と流動性が高いため、G10通貨よりも高いリターンを期待できる

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ウクライナ戦争 最新情報 米ドルの上昇につながる可能性も

ロシア軍は東部のセベロドネツクへの攻撃を続けており、クラスター爆弾や散布地雷が使われたという新たな情報も出ています。

一方、米国の財務省外国資産管理局は最近、米国内の投資家によるロシア債の購入禁止を発表しています。JPモルガンとゴールドマン・サックスは、ロシア債の関連業務から撤退しています。ロシア以外に与える影響は定かではありませんが、金融マーケットの脆弱性が高まっていることを考慮すると、この問題が波及し、株安の進行や安全資産の米ドルが上昇する可能性もあるでしょう。

フランス総選挙

日曜日、フランスでは国民議会選挙の第1回投票が実施されており、第2回投票は1週間後の6月19日に実施されます。投票率は47.5%と、歴史的な低水準になりました。エマニュエル・マクロン大統領率いる与党連合「アンサンブル」が25.7%を獲得して首位に立ち、ジャン=リュック・メランション氏が率いる左派連合「NUPES」が続いています。

今回の選挙は、議会で過半数を維持できなければ、マクロン大統領の財政政策が頓挫しかねない重要な時期で実施されています。フランスの政治的リスクにどのように反映されているのでしょうか。

GeoQuant社によるリスクスコアによると、フランスの政治的リスクに対する期間レベルの評価は、3月にピークに達しており、それ以降は急激に低下しています。ただし、このスコアがウクライナ侵攻以前とその間にも低下し続けていることは、考慮したほうがよいでしょう。6月初旬の上昇は、フランス国内政治が影響を及ぼしている可能性があります。

フランス債の金利も上昇しており、総選挙という要因のみで上昇したとは考えにくく、ほぼ間違いなく複数の要因が関係しているはずです。今後2週間の選挙結果は、その影響力の大きさと、国内債券・株式マーケットへの影響が示されるでしょう。

しかし、ウクライナ戦争がフランスに直接的な影響を与えていないとしても、インフレの火種となるサプライチェーンの混乱が間接的な影響を与えています。経済的打撃が国内政治に与える影響は定かではありませんが、「世界の金融マーケットに対する政治の影響を見てトレードする方法」にも記載しているように、ファンダメンタルズが弱いと過激になる可能性が高いと言えます。

トレード戦略とリスク管理

グローバルマクロ

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WTO(世界貿易機関)会合 実質GDP減少の見通しも

今週、WTOの加盟国は約5年ぶりに会合を開く予定です。原油などの商品価格の高騰や食の安全に対する懸念があるため、重要な意味を持つでしょう。さらに、新型コロナウイルス感染症のワクチン特許や漁業補助金も議題となります。

この会合は、グローバリゼーションに対する姿勢と、いわゆる「容易に解決できる問題」について合意に達するかどうかに注目が集まるでしょう。米中間の緊張が高まり、そして中国の政治的野望が本格化する中で、政治的・経済的な外部への影響による経済的損害を抑えるためには、国際協力が特に重要と言えます。

WTOのエコノミストは、「世界を2つの経済圏にわけると、長期的には世界の実質GDPが5%減少する」と警告しています。金利上昇の影響がまだ十分ではなく、織り込まれていないことを考慮すると、5%は控えめな数字かもしれません。そのため、今週のFRB(米連邦準備制度理事会)による政策金利発表は注視したほうがよいでしょう。

トレードの基礎知識

FXのファンダメンタルズ分析

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FOMC(米連邦公開市場委員会)政策金利発表 利上げ継続で米ドル上昇の見通し

FFR(フェデラル・ファンド金利)のレンジを1.50%〜1.25%に設定し、政策金利は再び0.5%引き上げられるという投資家の予測が金利先物に反映されています。5月のインフレ率は前年同月比8.67%増、前月比0.6%増と予想を上回りました。

この結果はFRBのインフレ抑制に対する決意をより強くするものであり、投資家にも理解されたようです。インフレ率の発表後、FRBの次回会合を前に金利先物は軒並み上昇しています。政策が発表されて実施後に、その効果が実感されるまでの期間は、不確実性をさらに高める可能性があります。

物価上昇率が高止まりしている場合、金融当局は過去数年間における政策金利の値動きと比較して大幅な利上げを続けざるを得ないと言っても過言ではありません。供給ショックがインフレ傾向に大きく寄与しているにもかかわらず、積極的な金融引き締めは米国経済をリセッション(景気後退)に突入させるリスクがあります。この場合、最悪の状況は「スタグフレーション」と言えます。

タカ派的な政策により、G10通貨ペアよりも米ドルは金利面で優位に立てるため、米ドルを押し上げる可能性が高いでしょう。景気後退への懸念は、米ドルにおける流動性の魅力を引き出しているとも言えます。米ドルは年初来でユーロに対して、G10通貨ペアの中で最高のスポット取引でのリターンを記録しています。

ユーロ/ドルのトレード方法
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ユーロ/米ドル テクニカル分析

ユーロ/米ドルは過去3日間の取引で、約3%という大幅な下落を見せました。この通貨ペアは世界で最も流動性が高い資産であるため、この下落はより注目されてボラティリティを低下させるはずです。ユーロ/米ドルの下落はユーロ安というよりも、米ドル高の影響が大きいように見えます。

ユーロ/米ドル 日足チャート

ユーロ/米ドルの日足チャート TradingViewで作成

現在、5年ぶりの安値である1.0352のすぐ上で推移しています。ただし、RSIは「売られすぎ」の領域に向かっていることを示しており、この領域に入った場合は反転が起きる可能性があります。しかし、50日移動平均線を見ると、値動きの勢いは衰えておらず、さらに下落する可能性もあります。

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