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S&P500、アップルの雇用減速で下落、テクノロジー関連株の手掛かりとしてネットフリックスとテスラの決算に注目

S&P500、アップルの雇用減速で下落、テクノロジー関連株の手掛かりとしてネットフリックスとテスラの決算に注目

Diego Colman, ストラテジスト

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このページの内容

米国株見通し

  • 米国時間18日のS&P500は朝方の1%の上昇分を帳消しにし、0.84%安で取引終了
  • 高まる景気減速リスクに対抗するため、「アップルは雇用を抑え、支出を削減する」と報じられ、センチメントが悪化、株価反発の勢いは抑制された
  • 今週はジョンソン・エンド・ジョンソン、ネットフリックス、テスラ、ユナイテッド航空、ユニオン・パシフィック、ベライゾンが四半期決算を発表予定

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18日の米国株は、現物市場で上昇して取引を開始したものの、市場センチメントが脆弱で、投資家は確信が持てない中、大引け間際には売りが優勢となり、上昇分はすべて打ち消しとなった。S&P500種株価指数は終値で前週末比0.84%安の3,830となり、再び弱気相場入りした。エネルギー株はこの流れに逆行したが、ヘルスケア、公益事業、通信サービスなどが下落を主導した。一方、ナスダック100指数は、目先のテクニカルレジスタンスとして重要な水準である50日単純移動平均線を上抜けできず、0.89%安の11,877で取引を終了した。

主要銀行の決算内容がやや好調だったとの見方から、株価は序盤に上昇した。金融セクターの第2四半期の収益は前四半期に比べて減少したものの、厳しいマクロ経済環境をうまく切り抜け、ほとんどの金融機関が一株当たり利益(EPS)予想を上回った。先行きに対する見方は慎重だったものの、少なくとも現時点では、最悪のシナリオは誇張されていると示唆するような建設的なものであった。ゴールドマン・サックスおよびバンク・オブ・アメリカが、信用状況が悪化している顕著な兆候はなく、消費の回復力は維持されているとの見解を示したことで、経済は崩壊に直面しているわけではないとの見方が広がったようだ。

しかし、午後になって、時価総額で世界最大の企業であるアップルが、増大する景気下振れリスクに備え、雇用と支出を減速する計画であると複数のメディアが報じたことから、相場のムードが悪化した。確認されたわけではないが、これらの報道が市場の警戒ムードにつながり、ハイテク関連株を素早く売る動きが強まった。金融引き締めが一因とされる経済のハードランディングは、リスク資産に対する先行きが不透明で、S&P500種指数とナスダック100指数の持続的な回復を抑制するだろう。

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今後、センチメントを大きく改善するためには、今四半期の業績と今後の見通しが好調である必要があるが、厳しい経済環境を考慮すると、それは高いハードルかもしれない。とはいえ、今週はジョンソン・エンド・ジョンソン、ネットフリックス、テスラ、ユナイテッド航空、ユニオン・パシフィック、ベライゾンなど、市場の取引動向を左右するような大型銘柄企業の決算発表が控えている。世界最大の電気自動車メーカーであるテスラについては、米国時間20日の大引け後に決算が発表される。米国アナリスト予想では、売上高182億6000万ドル、EPSは1.73ドルとなっている。

米国経済指標については、S&Pグローバルが米国の製造業・サービス業を合わせた7月の総合購買担当者指数(PMI)を発表する22日まで、大きな影響を与える発表はない。進行している景気減速の度合いを見極め、景気後退寸前にあるかどうかを判断するためには、双方の発表数値を注意深く見守るべきであろう。

S&P500 弱気
データ提供:
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変動 ロング ショート 建玉
日次 2% -5% -2%
週次 20% -14% -1%
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S&P 500 テクニカル分析

S&P500種指数の日足チャートでは、上辺を上抜ければ、大きな上昇につながる可能性があるコンソリデーションパターンの対称三角形が示現している。18日の指数は一時上昇し、3,900付近の三角形上辺を試したが、売りが再び優勢となって下落に転じ、強気トレンドの兆候となるはずの上辺のブレイクアウトには至らなかった。

チャート的には今後、3,900の上値抵抗線と3,750の下値支持線の2つが重要な水準となる。上値抵抗線を突破した場合、3,945に向かい、その後、4,175に向けて上昇する可能性がある。一方、下降相場に向かい、トレンドラインのサポートを下回る場合、2022年の安値を試す展開となる可能性がある。下降トレンドがさらに続けば、3,450まで下降するかに焦点は移る。

S&P500 テクニカルチャート

S&P 500 technical chart symmetrical triangle

資料:TradingView

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--- DailyFX.com マーケット・ストラテジスト ディエゴ・コルマン著

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