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S&P 500とナスダック100は失速も、株価上昇は続く可能性がある

S&P 500とナスダック100は失速も、株価上昇は続く可能性がある

Diego Colman, ストラテジスト

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米国株見通し

  • 11日のS&P 500とナスダック100は上昇して始まったものの、小幅下落で取引を終了
  • 最近の株価上昇がファンダメンタルズを先取りした動きとの警戒感から、利益確定売りに押されたもよう
  • インフレと経済成長を示す経済指標が、今後の株価動向の鍵を握るだろう

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10日の米国株は米インフレ率の発表をきっかけに大幅上昇したが、11日は上値を追うことができず、株価は軟調に推移した。11日早朝は、主要株価指数は大きく上昇したものの、その後は最近の株価上昇はファンダメンタルズ(経済活動の状況を示す基礎的な要因)を先取りしているとの懸念から利益を確定する動きが広がり、その日の上昇分は帳消しとなった。

結局、S&P 500種株価指数は、一般消費財セクターの大幅下落が響き、0.07%安の4,207で引けた。一方、ナスダック100指数は弱気相場を脱した水準で推移する場面もあったが、米国債利回りが予想を上回る勢いで上昇したことが重しとなり、その後は下落に転じ、0.65%安の1万3291で取引を終了した。

センチメントが回復しつつある中、11日の弱含みの動きは株価回復過程における小休止に過ぎないかもしれない。金融資産は、どのようなトレンドであっても一筋縄ではいかないものであるが、景気が順調に回復し続け、大きな落ち込みがなければ、株価の戻りが一服したとしても、まだ上昇の可能性はある。

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推薦者: Diego Colman
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2022年に多く見られる株式相場の乱高下をうまく切り抜けるには、今後のマクロ経済指標の発表、特に消費者物価関連の指標に注目することが重要である。7月の米消費者物価指数(CPI)と米生産者物価指数(PPI)はいずれも予想を下回ったが、インフレとの闘いはまだ終わっておらず、それどころか闘いは始まったばかりである。このため、今後発表される経済指標は、米国株式相場の先行きを占う上で重要な鍵となる。

現時点では、米連邦準備制度理事会(FRB)は今後の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げペースを落とし、2023年にはハト派的な政策に転じる可能性があるという説が有力である。今後数カ月間にインフレ圧力がさらに速いペースで弱まり始めれば、この説の支持者はさらに増える可能性がある。まだ判断するのは早いが、この説を現実のものとするために、星の巡り合わせが起こす幸運が待ち構えているように見える。

経済成長の観点から見ると、米国の第2四半期における国内総生産(GDP)成長率は2四半期連続で低下した。しかし、全米経済研究所(NBER)は米労働市場の強さを考慮し、まだ景気後退に入ったとは宣言していない。今のところ、解雇が広がっている兆候はなく、金融引き締め政策下で経済が持ち堪えていることを示している。今後、景気見通しが大幅に悪化しなければ、ソフトランディングが実現し、S&P 500種指数とナスダック100指数が反発基調を強めるのに適した環境となる可能性がある。

S&P500 混合
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変動 ロング ショート 建玉
日次 -5% 1% -1%
週次 13% -7% -1%
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資料:TradingView

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