メイン コンテンツへスキップ

本ウェブサイトは、お客様に最高のブラウジング体験をしていただくためにさまざまなクッキー(Cookies)を使用しています。本ウェブサイトを引き続き利用されることにより、クッキー(Cookies)の利用に同意したものとみなされます。
クッキー(Cookies)ポリシーの詳細については、こちらまたはサイト下部にあるリンクをご確認ください。最新のプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。

無料トレードガイド
購読する
Please try again
Select

ライブウェビナーイベント

0

経済指標カレンダー・イベント

0

通知を受け取る

ライブウェビナーイベント
経済指標カレンダー・イベント

EUR/USD
混合
時計のアイコン 48分
最終更新: Sep 21, 2023
の顧客はネットロングです。
の顧客はネットショートです。
ロング ショート

注:安値と高値は取引日の数値です。

データ提供:
原油 – 米国原油
強気
時計のアイコン 48分
最終更新: Sep 21, 2023
の顧客はネットロングです。
の顧客はネットショートです。
ロング ショート

注:安値と高値は取引日の数値です。

データ提供:
混合
時計のアイコン 48分
最終更新: Sep 21, 2023
の顧客はネットロングです。
の顧客はネットショートです。
ロング ショート

注:安値と高値は取引日の数値です。

データ提供:
もっと見る もっと見る
(9月見通し)S&P500・ナスダック100:FOMCに向かう

(9月見通し)S&P500・ナスダック100:FOMCに向かう

Tetsuya Kimata, CFA, ストラテジスト

共有する:

このページの内容

8月の米国株は、米国金融政策を巡る不透明感が重荷となったが、S&P500指数、NASDAQ100指数の今後の見通しとは

株式相場見通し
株式相場見通し
推薦者: Tetsuya Kimata, CFA
株式見通しを無料で入手
ガイドを入手

サマリー

  • 8月の米国株ふりかえり
  • FRBの利上げ終了近付く中、米国経済指標、米国金利の動向に注目
  • S&P500指数、NASDAQ100指数の見通し

 

8月の米国株振り返り

海外市場参加者が休暇シーズンに入るなか、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策を巡る不確実性が重荷となり、米国株は下落した(8月30日終値時点)。特に、パウエルFRB議長の講演がある24-26日開催のジャクソンホール会議に向けて米国株主要指数(ナスダック100指数、S&P500指数、ナスダック総合指数)は下落した。

 

しかしながら、パウエルFRB議長の講演内容に大きなサプライズがなかったことや、月末にかけて米国雇用市場の軟化を示すデータが相次ぎ、FRBの利上げ終了が近付いたとの見方から米国金利が低下した結果、米国株は下落幅を縮小した。

A graph with lines and numbers  Description automatically generated

資料:Trading EconomicsよりDailyFXが作成。2023年7月末を100として指数化。8月30日終値時点。

 

主要ハイテク株の動向

主要ハイテク株はジャクソンホール会議に向けて下落基調であったものの、会議後、米国金利の低下を受けて上昇基調に転じた。8月月間では、好決算を発表したエヌビディア、グーグル(アルファベット)、アマゾンが上昇した一方、ネットフリックス、アップル、フェイスブック(メタ)が下落した。特に、フェイスブックやアップルの下落が目立った。

 

エヌビディアは、中国の景気減速、主要中央銀行の利上げ等を受け、半導体設備投資にブレーキがかかる中でも、人口知能(AI)活用のために重要なデータセンター向け事業の売上高が141%増の103億2000万ドルとなり、事前の市場予想の76億9000万ドルを大きく上回った。AI向け半導体の需要増加を受け、第3四半期の売上高見通しも約160億ドル±2%と市場予想の126億1000万ドルを大きく上回った。

 

アップルは、第2四半期決算にて売上高・一株当たり利益共に事前予想を上回った。ただし、iPhoneやiPadの売上高は市場予想を下回った。

A graph of different colored lines  Description automatically generated

資料:Trading EconomicsよりDailyFXが作成。2023年7月末を100として指数化。8月30日終値時点。

 

9月の米株注目点

8月の米国株は波乱含みの相場展開であったが、9月はFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催される。金融市場では政策金利の据え置きが予想されているが、年内あと1回の利上げの有無で意見が分かれている。今後の金融政策見通しによって、米国金利が動き、米国株も上下動しよう。

 

FRBの利上げ終了が近付く中、米国株は今まで以上に米国経済指標の影響を受けよう。特に米国雇用統計や消費者物価指数が重要である。雇用市場の軟化やインフレ鈍化を示した場合、FRBの利上げ終了との見方が一段と強まり、S&P500指数やナスダック100指数などの米国株の上昇圧力になることを見込む。

image3.png

資料:BloombergよりDailyFXが作成。

 

S&P500指数の見通し

S&P500指数は、週足チャートで、20期間指数移動平均線でサポートされ反発している。RSIはS&P500の強気モメンタムを示唆する50超えを維持している。一方、MACDラインはシグナルラインを下抜けるS&P500に弱気の「デッドクロス」が示現している。テクニカル面のシグナルは、S&P500にとって中立である。

S&P 500 弱気
データ提供:
の顧客はネットロングです。 の顧客はネットショートです。
変動 ロング ショート 建玉
日次 17% -7% 3%
週次 23% -14% 0%
プライスアクションとの関連性
ガイドを入手

 

テクニカル面で中立の中、FRBの年内追加利上げ観測が高まった場合、S&P500指数は下落しよう。S&P500は、現在4,356レベルにある20日指数移動平均線でサポートされるかに注目。下方ブレイクすると、S&P500の下落圧力が強まり、3月から7月のS&P500の値動きに基づいたフィボナッチリトレースメント38.2%水準4,302レベルが視野に入る。

 

一方、FRBの利上げ終了との思惑が強まった場合、S&P500は7月24日週の高値4,607レベルをトライしよう。S&P500が終値ベースで上抜けるとことに成功した場合、8月以降の調整局面が終了した可能性が高まり、年初来の上昇トレンドの再開が視野に入る。

S&P500週足チャート

A graph on a screen  Description automatically generated

資料:Trading View

 

ナスダック100指数の見通し

ナスダック100指数は、週足チャートで、1月から7月までのナスダック100の上昇に基づいたフィボナッチリトレースメント23.6%水準14,696レベルがサポートラインとして機能している。一方、MACDラインがシグナルラインを下抜けるナスダック100に弱気の「デッドクロス」が示現している。テクニカル面のシグナルは、NASDAQ100にとって中立である。

 

ハイテク株で構成されるナスダック100指数は、S&P500以上に米国金利動向に敏感であり、米国経済指標、米国政策金利見通しが一段と重要になろう。

 

強い経済指標を受けて米国の追加利上げ観測が高まった場合、引き続き14,696レベルでサポートされるかに注目。サポートされた場合、ナスダック100の地合いが強いことを投資家に印象付けよう。一方、下方ブレイクした場合、ナスダック100の下落の勢いが強まり、心理的節目である14,000レベルへ下落する可能性がある。

 

一方、FRBの利上げ終了、米国金利が低下した場合、ナスダック100は6月12日週の高値15,285レベルをトライしよう。ナスダック100が終値ベースで上抜けるとことに成功した場合、下落トレンドが終了した可能性が高まり、年初来の上昇トレンドの再開が視野に入る。

ナスダック100指数週足チャート

A graph of stock market  Description automatically generated

資料:Trading View

ブレイクアウトトレーディングの基礎
ブレイクアウトトレーディングの基礎
推薦者: Tetsuya Kimata, CFA
ブレイクアウトトレーディングの基礎
ガイドを入手

新たなレポートの配信等はtwitterアカウント@DailyFXJapanで確認できます。

-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。