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S&P500&ナスダック100見通し:ECB、小売売上が語った。FOMCの足音

S&P500&ナスダック100見通し:ECB、小売売上が語った。FOMCの足音

Tetsuya Kimata, CFA, ストラテジスト

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このページの内容

ECBが金融政策決定会合を開催した。20日にFRB、22日に日本銀行も会合を開催。また、米国では重要指標である小売売上高&生産者物価が公表されたが、S&P500指数、NASDAQ100指数の今後の見通しとは

株式相場見通し
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サマリー

  • ECB理事会の結果
  • 米小売売上高&生産者物価
  • S&P500、NASDAQ100指数の見通し

ECB理事会

欧州中央銀行(ECB)は14日の金融政策決定会合(理事会)で政策金利を0.25%引き上げた。しかしながら、景気見通しを引き下げ、景気減速懸念を示したほか、声明文にて「政策金利が十分に長期間維持されれば、インフレ率が目標に適時に戻るのに十分資する水準に達したと考えている」と言及するなど、追加利上げを示唆しなかった。

 

金融市場では、ECBによる年内0.4回程度の利上げが織り込まれており、利上げサイクル終了との見方が強いものの、利上げ観測が観測が完全になくなってはいない。また、今後は追加利上げの有無に加え、どの程度、現在の高い政策金利を維持するか、政策金利の「水準」から「期間」に焦点が移ろう。

 

ECBがどの程度の期間政策金利を維持するかを見極める上で、インフレや雇用などの経済指標、そしてインフレに大きな影響を与える原油価格の動向が、一段と重要になることを見込む。

image1.png

資料:BloombergよりDaily FXが作成

 

米国小売売上&生産者物価

米国小売売上高は、前月比で+0.6%、自動車を除いた売上高の基調を示すコア小売売上高も同じ前月比+0.6%と、個人消費が堅調に推移していることを示した。

 

米国生産者物価(PPI)も発表され、PPIの前月比は+0.7%と、2022年6月以来の高い伸びを示した。原油高が伸びの主な要因である。一方、エネルギーと食料品の影響を除いたコアPPIは前月比で+0.2%の伸びに減速しており、基調的な生産者物価は鈍化を続けていることを示した。

 

原油高がインフレの波乱要因となっており、原油高が続いた場合、個人消費を中心に米国経済が力強く推移していることから、FRB(米連邦準備制度理事会)は、一段の利上げ、もしくは政策金利を高い水準に「長期間」保つ必要が出てくる。

 

FRBの金融政策は、米国株の動向に大きな影響を持っており、原油価格の動向、米国経済指標の重要性が金融市場にとって一段と重要になっている。

 

S&P500指数の見通し

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週次 30% -17% 2%
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予想を上回る米国個人消費を受け、米国経済が力強く推移しているとの見方が強まったことや、ソフトバンクグループ傘下のアームによる米ナスダック上場が成功しことから、S&P500指数は上昇した。

 

S&P500指数は、8月25日を起点とした右肩上がりのサポートラインが機能しており、上昇基調を維持している。

 

しかしながら、モメンタムを示すRSIは概ね50前後で推移しており、MACDラインおよびシグナルラインも概ね横ばいであり、S&P500は上昇トレンドであるものの、上昇圧力は強くないことを示唆している。

 

S&P500の上昇圧力が緩慢である中、20日のFOMCによって、S&P500は上下双方に動く可能性がある。

 

FRBの利上げ終了(早期の利下げ観測含む)との見方が強まった場合、S&P500は9月1日高値4,541レベルを上方ブレイクできるかに焦点が集まる。上方ブレイクした場合、S&P500の上昇圧力が強まり、上昇トレンドへの転換が一段と鮮明になる。

 

一方、FRBの追加利上げ(高い政策金利を長期間維持)との思惑が強まった場合、サポートライン近辺かつ、3月から7月にかけてのS&P500の値動きに基づいたフィボナッチリトレースメント23.6%水準である4,419レベルでサポートされるかに注目。サポートされた場合、S&P500の上昇トレンドが継続していることを投資家に印象付けよう。

S&P500日足チャート

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資料:Trading View

  

ナスダック100指数の見通し

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S&P500指数同様、ナスダック100指数は上昇した。8月18日を起点とした右肩上がりのサポートラインが機能しており、ナスダック100は上昇トレンドが継続している。しかしながら、S&P500同様、RSIは50前後、MACDおよびシグナルラインは概ね横ばいであり、ナスダック100は上昇トレンドであるものの、上昇圧力は強くない。

 

ナスダック100は、米国金利、FRBの金融政策に敏感なハイテク企業中心に構成されているハイテク株指数である。そのため、上昇圧力が緩慢である中、FOMCの結果次第で、ナスダック100は上下双方に動く可能性がある。

 

FRBの利上げ終了(早期の利下げ観測含む)との見方が強まった場合、ナスダック100は、9月1日高値15,619レベルを上方ブレイクすることを見込む。上方ブレイクした場合、ナスダック100の上昇トレンドが一段と鮮明になる。

 

一方、FRBの追加利上げ(高い政策金利を長期間維持)との思惑が強まった場合、サポートライン(現在15,145レベル)でナスダック100がサポートされるかに注目。サポートされるかどうかが、ナスダック100の上昇トレンド継続の分水嶺になる可能性がある。

ナスダック100指数日足チャート

A screen shot of a graph  Description automatically generated

資料:Trading View

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-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

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