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FRBの利上げ見送りにより米ドル/円は下落する見通し、日本円の安全資産としての魅力に注目|2023年第2四半期の注目のトレード機会

FRBの利上げ見送りにより米ドル/円は下落する見通し、日本円の安全資産としての魅力に注目|2023年第2四半期の注目のトレード機会

リチャード・スノー, ストラテジスト

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「FRBは何かが壊れるまで利上げする」

「FRBは何かが壊れるまで利上げする」と言われているが、2023年3月に数千億ドル規模の預金が危険にさらされたことで、本当に何かが壊れたのかを確認しなければならない。世界中の銀行株が急落した一方で、銀行の破綻は米国の中堅銀行に限られているように見えた。もちろん、すでに経営不振におちいっていたクレディ・スイスは別である。FRBは銀行へ追加の流動性を確保するため資金を提供して信頼を高めた。一方で、主要な中央銀行はすべて、自国の銀行が2008年よりもはるかに強い立場にいると表明した。

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シリコンバレー銀行やシグネチャー銀行、シルバーゲート銀行の破綻は、金利が急激に上昇した場合に起こり得ることの注意喚起となっただろう。そして、FRBが年末まで金融引き締めを維持しようとする中で、他の混乱が発生する可能性があるかどうかはまだ判断できない。

FRBが3月に発表した経済見通しでは、フェデラル・ファンド金利を5.1%で維持することが明らかになったが、先見性のあるマーケットではすでに利下げが織り込まれている。

フェデラル・ファンド金利を5.1%で維持することを示すFRBが発表した経済見通し

出所:FRB作成:リチャード・スノー

フェデラル・ファンド金利とベーシスポイントの予想の推移:2023年に70ベーシスポイント(0.7%)の金利引き下げを示す

出所:Refinitiv 作成:リチャード・スノー

米ドルに対する強気の魅力が低下するにつれて、その魅力が低下した米ドルと相性のよい通貨である日本円に注目したい。

日銀の金融政策が正常化すると示唆される中で、日本円は安全資産として評価されている

第2四半期に入り、黒田東彦氏の後任として植田和男氏が総裁に就任することになった。植田氏は日銀の超緩和的な金融政策を見直すと示唆して注目を集めていたが、現在のところ、低金利が適切であるとの見解を示している。

しかし、日本の高インフレが持続していること、最近のイールドカーブ・コントロールにおける長期金利の変動幅拡大、日本の賃金上昇率が1997年以来の高水準(3%)であることを考慮すると、日本では政策の正常化が始まっているともとらえられる。

さらに、第1四半期の中堅銀行が破綻した際に、米ドルや他のG10通貨に対して下落していた日本円は、安全資産としての魅力をすでに発揮している。ただし、解決されていない銀行危機によって多くの不確実性があり、金利が依然として不快なほど高い水準にある現状で、不安定な兆候があれば、米ドル/円は影響を受ける可能性が高い。

米ドル/円のショート:130.00付近でのテクニカル的なポイント

米ドル/円の日足チャートでは、3月に発生した中堅銀行の破綻による弱気の動きを示している。さらに、131.35の水準は当初、レジスタンスラインとして機能していたが、2022年のほとんどの期間において米ドル/円の重要なサポートラインになったことも示している。この水準に売り圧力がかかると、年初来安値である126.95付近への下落が意識される。

米ドル/円 日足チャート

TradingViewでチャート作成:リチャード・スノー

週足チャートは、過去の値動きや将来の方向性を示す手がかりを得るために、より長期的な視点で為替の通貨ペアを見るのに役立つ。あまり通常のパターンとは言えないが、週足チャートはヘッドアンドショルダーを形成しているように見られる。左肩の部分は複数に見えるが、相場の天井付近で見られる主要な特徴は残っている。2022年10月に価格は天井に達し、年末に下落して、NFP(非農業部門雇用者数)の大幅な上昇を背景に再び上昇したが、高値を試すには至らず、その後は下降トレンドになっている。

サポートラインとして機能していた131.35を明らかに下回る動きが見られれば、この下降トレンドを強調する要因となり、ショートポジションを持つ投資機会となるだろう。さらに、125.80から始まり、121.85、そして最終的には121.00へと、複数のサポートラインとなる水準がその先にある。四半期ごとのATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)は、約900ポイントの平均的な値動きを示しており、ポジティブなリスクリワードレシオが1:1.5となる可能性を強調している。

米ドル/円 週足チャート

TradingViewでチャート作成:リチャード・スノー

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