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今週の市場見通し:ナスダック、金、ドルの行方は? パウエル議長、米PCE、ドイツIfo、中国PMI、豪小売売上高に注目

今週の市場見通し:ナスダック、金、ドルの行方は? パウエル議長、米PCE、ドイツIfo、中国PMI、豪小売売上高に注目

Manish Jaradi, ストラテジスト

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※2023年6月26日12時49分更新

今週の市場では、世界の中央銀行による積極的な引き締めを受けリスク選好ムードが後退する中、パウエルFRB議長やラガルドECB総裁などの講演が予定されており、中央銀行当局者の発言が相場動向を左右する可能性がある。経済指標では、米国のPCE価格指数、ドイツのIfo景況感指数、中国のPMIへの注目度が高い。

高止まりするインフレを抑制しようと世界の中央銀行が積極的な引き締めに動いたため、リスク選好度合いが衰え、世界の株式相場は下落し、米ドルは上昇した。

先週のMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスは2.2%下落し、S&P 500種株価指数は1.4%安、ナスダック100指数は1.3%安となった。ドイツのDAX40指数は3.2%、英国のFTSE100種株価指数は2.4%それぞれ下落した。アジアでは香港ハンセン指数が5.7%急落し、日経平均株価は2.7%下落した。リスク動向に敏感なオーストラリアドルニュージーランドドルはそれぞれ2.9%、1.5%下げた。

先週の市場パフォーマンス

資料:ブルームバーグ、チャートはエクセルで作成

注:グローバル債券指標はブルームバーグ・グローバル総合トータルリターン・インデックス・ヘッジなし(米ドル)、コモディティ指標はBBGコモディティ・トータルリターン、ヘッジファンド指標はHFRX グローバル・ヘッジファンド・インデックスを使用

イングランド銀行(BOE、中央銀行)は、大方の予想が25ベーシスポイント(bp)の利上げだった中、予想外に50bpの引き上げを実施した。ノルウェーの中央銀行も予想に反して50bpの引き上げを行い、8月にも利上げを実施するとの見方を示した。スイス国立銀行(中央銀行)は先週、政策金利を25bp引き上げた。その前週には欧州中央銀行(ECB、中央銀行)が引き締めを決め、さらなる利上げを示唆したほか、カナダ銀行(中央銀行)とオーストラリア準備銀行(中央銀行)が今月初めに予想外の利上げを実施した。

今月、米連邦準備制度理事会(FRB)は例外的に金利を据え置いた。しかし、パウエルFRB議長は先週、さらなる利上げが必要かもしれないと述べ、FRBのタカ派的スタンスを改めて強調した。パウエル議長は、今後の金利動向に関し、「慎重なペース」で動くのが理にかなうとの見解を示し、金利を据え置く「意味」は、FRBが利上げペースを緩めることにあると述べた。

世界の中央銀行が再びタカ派姿勢を強めているのは、インフレ率が以前ほどの勢いはなくなったとはいえ、依然として中央銀行の目標を上回っているためだ。これまでのところ、世界経済は底堅さを保っているが、これ以上の引き締めは世界景気を減速させかねないと懸念されている。

今週は、週明け26日にECB中央銀行フォーラム(28 日まで)、ドイツのIfo景況感指数の発表、27日にはラガルドECB総裁の講演、カナダの5月インフレ率、米国の5月耐久財受注、米6月CB消費者信頼感指数の発表などが予定されている。28日はドイツの7月GfK消費者信頼感指数の発表、ラガルドECB総裁およびパウエル米FRB議長の講演がある。29日にはパウエルFRB議長の講演、オーストラリアの5月小売売上高、ユーロ圏消費者信頼感指数、ドイツの6月インフレ指標、米国の2023年1-3月期国内総生産(GDP)の発表が予定されている。30日は中国のNBS製造業購買担当者景気指数(PMI)、英国の2023年1-3月期GDP、ドイツの5月小売売上高、ユーロ圏の6月インフレ指標、米国の個人消費支出(PCE)価格指数が発表される。

金融市場見通し

ユーロ見通し: ユーロ/ドルは1.1000を上抜けられず、強気トレンドが転換

先週のユーロ/ドルは1.1000を維持できず、週末に向けて下落に転じた。1.0900を下回り、重要なサポートであるトレンドラインを試す展開となろう。弱気派の反撃は撃退されるか?

英ポンドの週間見通し: 英ポンドにとって厳しい一週間

英中銀が50bpの利上げを実施したにもかかわらず、先週の英ポンドは下落して取引を終えている。差し迫った景気後退懸念が英ポンドに忍び寄る。

豪ドル見通し:米ドル優勢に、豪債券市場では逆イールド発生

先週は、FRBがさらなる利上げを示唆したことを受け米ドルが再び優勢となり、豪ドルは軟化した。オーストラリア債券市場では逆イールド(長短金利差逆転)が発生し、雲行きが怪しくなっている。豪ドル/米ドルはさらに下落か?

ドル/円見通し: 円はさらに軟化?

日米の金利差が再び拡大しているように見える中、今週は米国の経済指標が多く発表されるため、円にはさらに下押し圧力がかかる可能性がある。

米ドルの週間見通し:米ドルの値動き、米PCEが手がかりに

今週の米ドルは、30日に重要な米個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控えているため、レンジ相場が続く可能性がある。FRBが重視するインフレ指標であるPCEは、FRBが今年あと2回利上げを実施すると確信が持てない市場を動かせるか?

S&P 500、ナスダック見通し: パウエル議長の議会証言を市場は受け入れた

パウエルFRB議長は先週、2日間にわたる議会証言で、FRBのタカ派的な姿勢を強調し、市場はようやく耳を傾けたようだ。

金の週間見通し:景気後退懸念が強まる中、弱気のブレイクアウトは限定的か

景気後退懸念が再燃する中、金相場は23日、反発を試みた。現在の反落は次の強気相場の前兆かもしれない。

原油の週間見通し: 需要不安と金利上昇で苦戦か

エネルギー市場は、潤沢な供給と需要の低迷という悪材料が引き続き重しになっている。

※上記の見通しはDailyFXの各ストラテジストの見解をまとめたものです。

注目のトレード機会:2023年第3四半期
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--- DailyFX.com ストラテジスト マニッシュ・ジャラディ著

ジャラディ氏に連絡するには、Twitterで @JaradiManish までお願いいたします。

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