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円トレーダーは円買い介入に身構え、ドル/円は150を目指す展開

円トレーダーは円買い介入に身構え、ドル/円は150を目指す展開

このページの内容

円、ドル/円、政府・日銀、ドル、テクニカル分析見通し - トーキングポイント

  • ドル高が進んでおり、アジア太平洋地域の市場はリスクオフムードが広がりそうだ
  • 日本は経済指標の発表を控える中、政府・日銀は忍耐力が低下
  • 高値更新が続いているドル/円は、レジスタンスがほとんどなく、150を目指す展開
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2022年10月20日:アジア太平洋地域の市場見通し

19日のニューヨーク外国為替市場ではドル高が進み、リスク動向に敏感な資産に下押し圧力がかかったため、20日のアジア太平洋地域の市場はリスクにさらされることになりそうだ。同日の米国株の代表的な株価指数であるS&P 500種株価指数は前日比で0.67%下落し、同指数を構成する全11セクター中10セクターがマイナス圏で取引を終えた。唯一、上昇したエネルギーセクターは、米エネルギー情報局(EIA)が発表した10月13日までの1週間の原油在庫が予想外に減少したことを受け、ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油先物が上昇したことで買い安心感が広がった。

ドル指数(DXY)は、ドルの安全資産としての地位がリスク資産から資金の流れを引き寄せ、上昇した。オーストラリアの9月雇用統計は本日20日に発表される。ブルームバーグのコンセンサス予想では、豪雇用者数は2万5,000人増加し、失業率は3.5%と安定的に推移すると見られている。オーストラリア準備銀行(中央銀行)は今月初め、すでに積極的な利上げ路線から離脱している。とはいえ、豪雇用統計が非常に強い内容となる場合を除けば、豪ドルは下落基調を維持することになりそうだ。

このようにオーストラリアからは重要な経済指標が発表されるが、トレーダーは円に強い関心を寄せている。ドル高は円に対しても例外なく進行し、ドル/円は欧州と米国の取引時間帯に約0.5%上昇した。市場は、財務省の要請によって日銀が再び介入に動くのではと警戒している。オプション市場の需給の偏りを示すドル/円のリスク・リバーサル(RR)を見ると、ドル買い・円売り権利の需要が強いことを示す値は下降しており(下図参照)、ドル下落に備える動きが強まっている。リスク・リバーサルは市場参加者の相場観などを示す指標とされる。

その他、英ポンドは、リズ・トラス新政権への退任圧力が強まっていることから、他のほとんどの主要通貨に対して大幅下落した。クワーテング財務相が解任され、就任からまだ6週間しか経っていないトラス英首相には大きな打撃となった。首相は辞任を求める声に抵抗しているが、首相に対する批判が鳴りやまなければ、いずれは辞任を受け入れる可能性が高い。政情不安は英ポンドに反映されている。

日本の9月貿易収支が本日20日に発表されるが、これは円相場のセンチメントを変えるかもしれないし、変えないかもしれない。同日、中国では銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローン・プライム・レート、LPR)が発表される予定だが、コンセンサス予想では1年物および5年物のLPRは据え置きと見られている。今月初めに発表された中国の9月新規銀行融資は健全な伸びを示し、9月の社会融資総量(TSF)は約3兆5,000億円に増加したため、そのような結果になるはずである。

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円相場 テクニカル分析見通し

ドル/円は、ドル高進行に伴い、150の心理的水準が注目されている。この水準周辺には、以前の値動きから形成された他のレジスタンスがほとんどないため、トレーダーは、一時的に下落した局面において分かりやすい水準で押し目買いをより多く入れる可能性がある。1998年の高値や、上昇している9日指数平滑移動平均(EMA)が、その水準となるかもしれない。

ドル/円 日足チャート

資料:TradingView

--- DailyFX.com アナリスト トーマス・ウェストウォーター著

ウェストウォーター氏に連絡するには、Twitter で @FxWestwater までお願いいたします。

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